風呂に入りながら、昔よく読んでいた本のことを思い出していた。
小学生の時は◯◯シリーズと◯◯シリーズと◯◯シリーズと…。
いわゆる名作とか文学作品と言われるような作品は苦手で避けていたけど、あれとあれとあれは読んでいたなと思い出す。
中学生になるとライトノベルとか海外の児童文学作品に入るのだろうか。
とにかく海外の作家さんが書いたものを、ハリポタを筆頭に読んでいた記憶。
高校生の時はあのシリーズとあのシリーズとあのシリーズしか記憶にないな、とか。
記憶が、ある時を境に思い出せないことが多いのだが、まさか読んでいた本も思い出せないとはと愕然とする。
それ以降は高校生の時に狂ったように読んでたあのシリーズと、歴史が題材となった作品、明治時代の文豪が書いた作品、ライトノベルを少々…。
最近は片付けに関する本とかの啓発本的なものや英語の勉強に関する本ばっかりで、小説は図書館で借りたり、DSとかSwitchで読書ソフトを買ったり、本屋で買っても全然頭に入らずに読めなくなってしまった。

ふと、あのシリーズはドラマCD出てたよなぁと、デモ視聴的なものが落ちてないかと閃いて探すこと数分。
残念ながら、ドラマCDのドの字さえ見つけられなかったが、約10年前に10周年記念として完結していた作品だったが新作の短編が出ていたことを知る。
確か、最終巻が出たのは17年前だったか…。
もうそんなに経っているのかと、軽くショックを受けながら、無料で入手できた短編を読む。
10年は読んでない自信があるが、さっとその世界に入れて、懐かしい彼らと再び会うことができた。
電子書籍として19ページ。
文庫本にしたら5ページもないかもしれない。
それでも、再び彼らと出会えたことに感謝しながらも、これが本当に無料でいいのかと。
それぐらい感激してしまった。

本は基本的に図書館で借りて読む派の自分が、小説では珍しく全巻揃ってるその作品。
ハリポタですら全巻は持ってないのに。
それぐらい、大好きだったし、今でも大好きな作品。
気まぐれに、昔読んだ本のことを思い出すのも、いいな(・ω・`)