静寂な夜に眼を醒ます

些細なことで入れ換わってしまった。

先生に多分、弄られたんだと思う。
それが理解できていて、平常心でいられなかった。

一気に意識が変わった。

ネガティブ全開で涙が出そうになったが、意識が意識なだけに耐えられた。


オレ、もといあくあは、見た目が強そうでも、中身はボロボロに弱い。
誰にも気付かれないから、溜め込むばかりだ。

最近あくあが寝るのを早めたので出てくることがありませんでした。

だって、毎日21時〜23時の間に寝てしまうんだ。
23時を過ぎなきゃオレが出てこれないのを知っててワザとやっているみたい。

でもここ数日、オレが昼間に見え隠れし始めていた。

先週の金曜日、遂に落ちて出ざる終えなかった。



恐怖に満ちた心が中々立ち直らなくて大変だった。
ちょっとの悪戯でさえ深く傷付いてしまうような、ガラス以上に脆くなっていた。

結果はある子に無理やり話を聞いて貰ったお陰で頭の整理がついたようで、何とか立ち直った。


オレの存在が必要なくなってきたと思っていた矢先のことで、どうしようかと思った。

時間は関係なくなってきたみたいだ。
今日は22時30分から姿を隠した。
オレはあくあと違って、暗くて毒舌になるからあまり姿を出したくない...


あと１年半頑張れば何とかなるだろうか...

上辺だけの友達は沢山いる。
オレは、あいつらを上辺だけじゃない友達と思っていた。

でも、違うのかもしれない。


オレはあいつらの友達じゃないかもしれない。
駄目なんだ。


友達ってのがわからないから、悩むんだ。
でもそれを見えないふりをしている。

オレはいつも見たくないものを見ないようにしている癖がある。

オレだけじゃない、あくあや他の奴等も、みんな共通して見ないようにしている。
変に知恵をつけてしまったために起きた鬱の原因。

知恵を無くしてしまえばこんなにも悩まなくて済むのに...。


誰も気付いてくれない。
気付いてほしくない。
気付いてほしい。
心配してほしい。
信頼してほしい。
そばに居てほしい。
避けないでほしい。




オレたちはいつも、

その場で

立ち止まっているから

気付いたらでいい...

振り向いて

手を差し伸べてほしい。

やっぱり覚えていなかった。


と言うか、あくあはどうも寝ると忘れてしまうらしい。

サイトを開設したのは覚えていたが、いくつかのブログに書いたことを全部忘れていた。
さっき確認したから間違いない。




今日はどうも楽しげな１日だったようだ。
振り返ると虚しくて仕方ない。
オレがどうした訳じゃないけど、虚しくて仕方ないんだ。

こう、心にポッカリ穴が開いた感じなんだ。

楽しいことは悪くない。寧ろ良いことなんだ。
それでも、オレたちは何処かでまだ楽しむことを強張っている。

「本当に良いのだろうか」と悩んでいる。

答えが出るわけではないのに。



虚しいまま、オレたちは闇へ融ける...
そして闇から生える。




あくあが生きている限り。

今書いていることは、大概忘れてしまっているだろう...



寝て、起きて。



思考があくあになった時、この日記は記憶から薄れているだろう。



あくあはオレの存在を認知している。

思考だけの問題だからな。

それに、サイトの開設をしていれば嫌でもわかる。

今回くらいは覚えているだろう、きっと...。







あくあはウザったらしい訛りを使うが、オレは使わない。

あくあは何となく使いたくて使っているだけだから、オレまでが使わなくたっていい。



取り敢えず、オレの出る場所が出来た。

これからヨロシク。