この間WOWOWで放送していた、
を観ていました!やっとこさ!
因みに此方は実写ではなく、
アニメ映画です。
然も、まさかの台詞が殆どないアニメ映画って言う。色んな意味で衝撃的。
1950年代のパリ。
かつての人気も今は昔、初老の手品師タチシェフは、寂れた劇場や場末のバーを巡るドサ回りの日々。
そんなある日、スコットランドの離島を訪れたタチシェフは、ひとりの貧しい少女アリスと出会う。
手品師を何でも叶えてくれる“魔法使い”と信じ、島を離れる彼に付いてきてしまうアリス。
やがて、言葉も通じないながらも一緒に暮らし始めた2人。
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80分と、短めな映画ですが私は長く感じました。
何て言うか、後半ちょっとぐだっと感が否めなかったと言うか。
前半は、凄いほっこりした雰囲気とおじさん(タチシェフ)の可愛さに癒やされていたんですが、後半になるにつれて説明がないと分からなくなってきて、終わった後は何が何だか分からなくなりました。
然し、細かい…と言うか、これ描かなくて良いんじゃないみたいなシーンまで描かれていて、そう言うシーンはついつい笑ってしまいました(^o^)
例えば、野原に歩いてる時に躓いて転けたり、うさぎがステージ内無駄に脱走したり、客席にお客さんが二人しかいなくて二度見したり、何でもないような事がちまちまと描かれていて、そう言う何でもない自然な感じに凄い共感が持てました(笑)
そうそう、
イベントで、誰も見てない中頑張ってマジックをやるタチシェフは、可哀想を通り越して何だか愛おしく感じました。
前半の、癒やされる街並みと風景と雰囲気は好きですが、後半のぐだっと感はちょっとなあ…、自分の好きな映画になりそうだったんですが、それだけに後半は残念と言いますか…。
これで、80分以上の映画だったらオススメ出来ません。ハッキリ言って。
80分だから、丁度良かったのかも知れませんね。
前半のまったりした雰囲気は凄い良かったです:-)
2012-5-18 19:43