去年の4月から急性期の総合病院で働いていたけど
急変や入院が多いこと、
末期ガンの患者さんが多いので
患者さんの死を見送る機会がとても多いこと
追いつかない検査、処置、対応の勉強と
臨床のギャップ。
諸々あって、心身共に体調を崩し
同年10月から休職してました。

大変申し訳ない事に、一応国家公務員なので休職中もお給料は全額貰えてた為
生活には困りませんでした。

しかし、いつまでもこのままじゃいられない。もう前の病棟にはとても戻れないし、私の性格上バタバタした所も合わない。
主治医とも相談して本当に何ヶ月も考えてくうちに
辞めたいっていう決意が心にありました。

仕事を辞めてから無職になると困るから人材バンクに登録してみたり。
とにかく上層部に辞めるっていうのが嫌で嫌で、だけど早く辞めたくて。
そんなジレンマの中、今日行ってきました。


思ったより呆気なく受け入れてもらえてよかったんだけど、言い終わったあと
涙がこみあげてきた。

ずっと辞めたい辞めたいって思ってたのも本当。


だけど、ああ、私、悔しいんだなって。

もっと頑張りたかった
もっと頑張りたかったんだって。


今更、本当に今更。


まだ手続きとかあるし通院もあるからしばらくは通わなきゃいけないんだけど。


返してもらった私の白衣

聴診器

名札

それらを眺めて私はあの時の私に何を思うんだろう