冬を迎え、


寒さが身に沁みる季節になりつつある今。



毎日泣き出したくて堪らない・・・そんな顔を見せたくなくて、いつも下を眺めてる。





そんな僕は夜な夜な闇を吸い込みながらうずくまり、そして微睡みながら頭の痛みに想いを寄せています。



私欲に肥えていく自分を許せなくて・・・

それが何よりも辛いから。



痛みに苦しんだ方が幸せに感じられる。






下唇を噛んだ跡があまり目立たない僕の唇が憎らしい。


醜さのあまり壊れた笑みが零れます。




纏った寂しさで頭まで覆い隠して、


白い吐息を眺めながら今を生きています。