久しぶりに先輩が家に来た。
夜バイト終わって、迎えに来てもらって、+後輩ちゃんと3人でちょっと出かけて、家に帰ってきた。

帰るなりすぐに寝る先輩。ハードスケジュールだから仕方ないとは思うけど、なんだか(´・ω・`)


でも寝顔を見てるとそんなことどうでもよくなった。
おっきい図体を折り曲げて、ちっちゃく丸まって寝てる先輩がすごく可愛く思えて、触れたくなった。ひっつきたくなった。抱き締めてほしくなった。
眠りに落ちる前に、散々馬鹿にしたアルパカのぬいぐるみに寝顔がそっくりだとか。くすりときた。


なんで私はこの人が好きなんだろう。
別にかっこよくもない
特に頭が良いわけでも、すごく優しいってわけでもない
意地悪で自分勝手で口下手で人見知りで、でも好きなのはなぜ?

離れたくなくて、ずっと側にいてほしくて、そんな願いは叶うわけないってわかってるのにそれでも大好きで



触れたいけど、拒絶されるのが怖い。怖いけど、触れたい。
当の本人は横ですやすや寝てるのに、私は一人ずっと悶々してた。
結局堪えきれなくなって、つっついてみた。
手を握ってみた。
ひっついてみた。
心音を聴いてみた。


ちょっとでも体が触れ合ってるだけで嬉しい。
温かい、体温を感じれる。それだけで幸せ。



そうこうしてるうちに眠くなってきて、逆に起きて座っていた先輩に後ろから抱きついた。というかすがりついた。

(もう帰るの?もっと一緒にいたい、触れていたいんだけど、)

言葉にできない要求を、精一杯体現した。
日頃は嫌味言い合って馬鹿やるような仲なので、こんな素直にやりたいことをやってしまうのは二人で微睡んでる時しかないし。


そのまま数十秒。やっちゃったーっていう思いと、落ち着くなーっていう思いとが拮抗していい具合に心地よかった。



そのあとちょっと気まずいところまで定型(´-ω-`)





話題:好きすぎて苦しい


触れるまでに1時間くらいかかった。
もっと触れたい。抱き締めてほしい。