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貴方とのキョリ



あなたは今どこで何をしていますか?
この空の続く場所にいますか?



今まで私の心を埋めていたモノ
失って初めて気づいた
こんなにも私を支えてくれていたこと
こんなにも笑顔をくれていたこと



失ってしまった代償は
とてつもなく大きすぎて
取り戻そうと必死に
手を伸ばしてもがくけれど
まるで風のようにすり抜けて
届きそうで届かない



孤独と絶望に胸を締め付けられ
心が壊れそうになるけれど
思い出に残るあなたの笑顔が
私をいつも励ましてくれる



もう一度あの頃に戻ろう
今度はきっと大丈夫
いつもそばで笑っていよう
あなたのすぐそばで・・・



あなたは今どこで何していますか?
この空の続く場所にいますか?
いつもの様に笑顔でいてくれていますか?
今はただそれを願い続ける



あなたは今どこでなにをしていますか?
この空の続く場所にいますか?

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刹那の夢



あなたの前に何が見える?
色とりどり魅力溢れる世界?
大事なものは目蓋の裏
こうして閉じれば見えてくる

点滅してる光の中でも
あなただけは消えなかった
大事なものは目蓋の裏から
そうして大事に覚えてる

私はここよ ここに居るの
厚い雲がすぐそこまで来てるわ

眠ってはだめ 眠ってはだめよ
虚ろな目がまばたきを始める

夢を見るにはまだ早いわ・・・


結局全ては信じること
離れることで近くなった
絆も今ははっきり見える
私だけが知ってる場所がある

大事なものは目蓋の裏から
夢じゃない
今すぐに見つかる大事な場所

私はここよ ここに居るの
一羽の鳥が弧を描いてゆくわ

黙ってはだめ 黙ってはだめよ
夢の続きはその目で見ればいい


迷子の私は出口を捜して
我ム者ラに茨を歩く
流れるこの血は溢れた感情
どうしてこんなに焦っているの?

私はここよ ここに居るの
厚い雲がすぐそこまで来てるわ

眠ってはだめ 眠ってはだめよ
虚ろな目がまばたきを始める

私はここよ ここに居るの
一羽の鳥が弧を描いてゆくわ

逝ってはダメよ 逝ってはダメよ
楽園なんてどこにもないわ


最後は目蓋を閉じる時・・・

ごめんなんて謝る私を許して・・・




幸せに堕ちてゆく
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無題



2人一緒に 過ごしたあの頃は
こんな運命(サダメ)
待ってるなんて 思わなかった

もう永久に 逢えないのならば
別れの言葉(ヤクソク)
交わしたかったよ もう一度

「また逢える」
君の言葉信じて
ひたすらに 祈って 涙流して
どうすればよかった?
もう一度 君に逢いたいよ
涙あふれ 前が見えないの

この魂(ココロ)
星の大河 見上げて
遙かな君におくるよ
この気持ち

たくした
この声は 届いた?
遙かな君の元に
この想い



離ればなれに 2人星になって
もう逢えない
そう思ってたのに
…叶ったね

「ほらまた逢えた」
君の声がこんな近くで
聴こえたの うれしくて 顔を上げて
どうすればいいの?
もう一度 君に逢えたから
涙あふれ 前が見えないの

届いた
願いが天(ソラ)に
これから君と ずっと一緒
幻じゃない

聴こえた
君の声(ササヤキ)が
この耳に やっと君に言えるの
“     ”


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Christmas story.

外国のお話、なんだけど。
本にあったから、おおまかに紹介するね?



ある街の夫妻は、安いアパートに住んでいました。
その生活は、昔は裕福だったけれど、国の景気が傾いてからは貧乏に。
1日1日をやっと過ごせるほどでした。
しかし女はここ数ヶ月、少しの無駄も惜しんで貯めました。
今日、クリスマスのために。
愛する夫に、すばらしい贈り物をするために。
しかし、貯まったのは本当にわずか。
それぐらい、日々の生活はギリギリだったのです。

それはそうと、夫妻には何より自慢にしている品物がありました。
1つは、男が持っている銀の時計で、祖父の代から伝わってきたものです。
もう1つは、女のその長く美しい髪でした。
女は意を決しました。
長くて栗色の滝のように波立ちきらめく、この髪を売ろうと。
一瞬ひるんだように立ち尽くせば、痛んだ赤絨毯の上にぽたりと涙がこぼれました。
けれど手で拭い、階段を下り、街へと出ていったのです。

短く男の子みたいな髪型になった女ですが、晴れ晴れした顔で店をのぞいていました。
そして見つけました。夫の自慢の時計に似合う、銀の鎖を。
これで立派な時計を古びた紐に吊らさせなくてすむ。

女は売った髪で作ったお金をわたし、家へと帰りました。
けれど不安にかられました。
こんな髪になっても、好きでいてくれるのか…。

男はいつも通りの時間に階段を上がっていました。
しかし部屋に入るなり、男はぴたりと動きませんでした。
目は女に釘付けで、謎めいた表情です。ただ女の顔を見つめるばかりでした。

女は泣きそうになりました。
けれど夫がなぜそんな顔をするのか、差し出されたモノをみて分かりました。
男の手には、消え失せた長く美しい髪にさぞ似合うだろう、宝石の散りばめられた、くしがあったのです。
女は涙を流したものの、胸に抱きしめ、ほほえんでみせました。

「ありがとう…。髪は切って売ったのよ。でもすぐのびるわ、それよりこれを見て!」

そして女は、髪を代償に買った、銀の鎖を差し出しました。
男はこれを見、なぜ妻が髪を無くしたのか合点がいったような顔すれば、鎖を受け取らずにソファに座りこみ、ほほえんだのです。

「そうか…キミもだったんだね」

男のズボンには、下げらてるはずの銀時計はありませんでした。




お互いに大切な物を売ってしまい、もらった物を使うのは当分先でしょうが、これ以上ない贈り物は、きっとないことでしょう。


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バラ姫のお話。

むかしむかし、薔薇姫と言う、それは美しい、お姫さまがいたの。
その姫は、どんな病も治すという、不思議な力を持っていた。
だけど、その力に目をつけた 強欲な主によって、薔薇姫は捉えられてしまった。

不思議を操るその力、降りそそぐ月の光さえ、霞ませる。

永遠の美姫の話は、いつの間にか 知れわたっていった。
姫に求婚する人が 数多く現れ、主は人知れぬ場所へ、彼女を隠したの。

欲しい物は、何でも主から贈られた。
…自由以外は。

時は流れて、姫の前に、1人の男が現れた。
幾重にも、張り巡らされた罠を飛び越え 会いに来たその男は、一目で彼女に恋をした。
国を騒がすその姫を、暗殺する命を受けてきたのに。

姫は連れ去られ、男はどこまでも逃げた。
いつしか姫は、その不思議な力を失っていたけど、男はかまわなかった。

そして姫には、可愛い女の子が生まれたの。
だけど、その子は病におかされていた。
ある時彼女は、自分の命と引きかえになら、一度だけ願いが叶うことを知った。
薔薇姫は迷わなかった。

"私はただの薔薇に戻ってしまうけれど、いついつまでもこの心は、貴方だけのもの…"
"私を愛し、私に愛された貴方だけが、この棘を抜けるように…"


そうして、薔薇には棘が生えたんだって。





聞いたことある人、いると思う。
何から知ったのかは、ヒミツ(微笑)


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