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家の前まで来たんだね
あれは俺の思った通り、祖母だったのだろうか?
そう考えると、俺は意外と怖さが薄れていった。
二十年間ずっと俺を可愛がってくれた祖母だ。
他人が俺の祖母の幽霊を見ると怖いかも知れないが、俺は身内だ。
俺も祖母が大好きだった。
急に俺はあの時、扉を開けなかった事を逆に後悔した。
「ごめん、婆ちゃん…。」
祖母の事を思い出すと、俺は涙がでた。
時計をふと見ると、もうすぐ日付が変わるところだった。
もう間に合わないかとも思ったが、なんとなく俺は玄関に向かってみた。
しかしもう玄関の向こう側からは、あの声はしなかった…。
それでも諦めきれず俺は車庫にも行ってみようと、扉を開けた。
すると、いたんだ。
「おーい……………。」
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