話題:あなたの自作小説
(フィクション)小説を2年以上ぶりに書いたら駄目駄目でした。既に羞恥プレイだ、これは←← 短編苦手;ω;`
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彼女は毎日、虚ろな目で花を活ける。
昨日活けた1本、そこに今日もまた1本活ける。きっと明日も、それ以降も変わらないだろう。

そんな日々を繰り返して既に何日たったのか、最初の方に活けたであろうその1本が萎れてきていた。

彼女は花を見つめ呟く。
「今日もまた、貴方は居ない」
赤、青、紫の3色で出来た溢れんばかりの束が居なくなってからの長さを彼女に突き付ける。

本当は心の何処かで、わかっているのかもしれない。彼女が只それを認めたくないだけで。
彼女の待ち人は彼女の元から去ったのだと。

「今日は青を活けたわ。明日は紫、明後日の赤で終わらせましょう……」
自分に言い聞かせる様に呟く。これも一体何度目の事だろうか。

彼女は毎日、花を活けながら待ち人の言葉を、自身の想いを狂った様に呟く。
「貴方は‘愛しているよ’と‘ずっと傍にいるよ’と私に何度も誓ってくれたわ。だから私は信じて待つのよ」

待ちたい自分と、諦め様とする自分。2つの気持ちが行ったり来たり繰り返して決まらないまま彼女は日々をこうして過ごしてきた。

そうして更に日々を繰り返し結局何度‘赤’の番になっても彼女は諦めれないまま。

活けた花の半分は朽ちてしまった。そして今日、彼女は抱えきれない程その花を買って帰り、部屋に散りばめた、活けていた花も全て部屋に散りばめて。

部屋が3色に埋まり「お花畑みたいね」そう微笑んで彼女は、大量の薬を飲んで脈を切った。薬は血の凝固を妨げる物と眠剤だった。

彼女は結果からすると逃げたのだ、2つの気持ちに疲れてしまったから。

「ねぇ? アスター、貴方の花言葉って私と彼みたいね……
薄れゆく最期の景色がこんなに綺麗で、こんなに自身を示しているのよ。

私、後悔なんてしていないわ……」
途切れ途切れの声で彼女はそう言葉を放ち、瞼を閉じた。

涙が頬を伝いながらも、彼女は微笑んでいて幸せな夢を見ている様だった。

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駄目だ、終わり浮かばない・ω・`
やっぱり即興は駄目だ。

アスター...和名が蝦夷菊(他にもありますが)

花言葉「同感」「結果論」「変化」「追憶」「信ずる恋」「私を信じて下さい」

ですが、今回使ったのは更に細かく色も関係しています。

赤「変化を好む」
青「あなたを信じているが心配」
紫「私の愛はあなたの愛よりも深い」

赤で諦めようとしたのは 赤を彼に見立てていたから。
青を自分に見立てて 不安になって。
紫で‘でも、愛しているの’と 翌日の赤でやめれなくなる。

最後、自殺させてしまったのはアスターって仏花なんですよね。
だから終わりは花に囲ませようと思ったんですが...

三人称の小説って一人称より難しいですね><;(私的には)

最初に書いた通り、今度は直打ちとか即興ではなく、
もう少し終わり考えて出直します・ω・`