お疲れ様です高嶺です絶賛生存継続中ですぶはははっははっははは。
桜が散ってきてるよう。
話題:本の感想
言葉で人を縛る不思議な力を持った「ぼく」の話。
ある日、「ぼく」が通う小学校でうさぎが殺されるという痛ましい事件が起こる。
その事件の第一発見者になった「ぼく」の幼なじみのふみちゃんは、ショックで心を閉ざし、声を失ってしまう。……
小学四年生の子供が背負うにしては重たすぎる話の内容です。
「ぼく」が大好きなふみちゃんの為に色々頑張るんですが、最後の決意と覚悟がもう……。
『うさぎの命でダメなら、あれが器物損壊なら。ふみちゃんの心が器物なら。ぼくの命を使って、お前の人生を縛ってやる』
きついよね。
この辺から一気に泣けてくる。
秋山先生に全部告白するところで、「ぼく」が抱えていた、彼自身も気が付いていなかったことが明らかになったり。
ただ、バッドエンドではないので読後感は悪くない。
これをきっかけにこの作者さんの「凍りのくじら」を読んだのですが、ふみちゃんがちょろっと出ててびっくり。
こっちもわりかし面白かったです。
次は「子どもたちは夜と遊ぶ」読みますよ!
もう買ってあるんだぜ。うひょ。