今日は2限で終わりなので、山形美術館にいってきました。
で、今日見てきたのが、中島潔「生命の無常と輝き」展。
子供とか犬とかたくさん描く人で、たぶんどこかでこの人の作品みたことある人がおおいと思うんだ。
展示してある絵は、子供たちがたくさんの植物に囲まれているものがあった。
なんか懐かしくなるような雰囲気があって、小さい頃、外で遊んだのとか、お花つんだりしたのを思い出した。
淡い色合いで、やわらかく細い線で描かれているから、すごく繊細だなあって感じた。ほんと、細かかった。
1つ1つの絵の中に物語があって、タイトルと絵をみて「この子たちはどんな話をしてるんだろう」とか、いろいろ考えて楽しくなっちゃった(笑)
2階には清水寺の襖絵が展示されてるんだけど、うん。
わたし、この襖絵の一つの「大漁」ってやつが、もの凄く印象に残った。
8枚の襖にイワシの大群と、そのなかに女の子がたってるんだけど、これは凄い。
あの襖絵を前にしたとき、数秒動けなかった。心臓をわしづかみされた感覚。
流れるようなイワシの大群は1匹1匹違うように描かれていて、ものすごく躍動感を感じたし、その中に立つ女の子の凛としたまっすぐな眼差しとか、生きる力みたいのが直線体に流れこんでくるみたいだった。
これは、金子みすゞの詩を元に描かれたのだけど、小さい弱いものこそ、大きく力強いパワーを持ってるんだって。
まったくその通りだった。
なんかすごすぎて涙眼になったもん。
美しくて儚い、だけど力強く生きる力が満ち満ちている。
生命ってすごいなって、感じる展覧会でした。
★━━━━コメ返━━━━★
●ピコちゃん
おひさしぶりピコちゃああ!
改名いたしました。あんまり更新しないと思いますが(←)、よろしくね!