words

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愛しい気持ちが溢れて、胸がいっぱいで、うまく言葉にできないのだけれど

どんな風に思い出を文章に残したら良いだろうかと、思いを巡らせるだけで

幸せなのに、何故だか涙が出そうになる


話題:愛しい

ユキさんが連日、泊まりに来てくれていた


毎日彼と同じ家に帰れたら、きっとこんな感じなのかな

何でもないことが

ユキさんが隣にいる、ただそれだけで、特別になる


仕事をなるべく早く片付けて、真っ直ぐお家に帰る理由ができて

面倒な料理が楽しくなって

豪勢でもないご飯が美味しくなって

くだらないバラエティ番組で大笑いできて

睡眠って孤独な時間ですら、隣に温もりがあって



何をするわけでもない、平凡な日常生活を共に楽しめるという幸せ

お洒落なお酒の場も、煌びやかなディナーのお誘いも。上辺だけの充実は、私にとってどうでもいいものになった

ユキさんと過ごせる夜に敵うものなんて、何もない



誰かと衣食住を共にするなんて、私には向いてないとずっと思っていた

1人の時間が欲しい、って思うことないの?
んー…ユキさんとなら、大丈夫

自然と口から滑り出た言葉を聞いた彼は

きょとん、とした後に、私の大好きな笑顔を見せてくれた

バーカ

そう思えることに、誰より驚いているのは私自身だったりする



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眠りについた後

2人同時に、ほんの少し意識が浮上した時があって

抱き寄せてくれる彼に擦り寄った

とろりと微睡む意識の中、何故かこれだけは伝えなければと

ユキさん、
どうした?
うん、
ん、名前呼んだだけ?楓。
…好き
…ばぁーか

ふふ、と笑うユキさんの甘い声を聞きながら、そのまま、すぅっと眠りに落ちた

穏やかな、優しい夜だった


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私はよく、ユキさんの頬にキスを落とす

例えばそれは、ご飯を食卓に出した時、食卓から片付ける時、出かける時はもちろん、寝る前や、洗面所で歯磨きをする時、テレビを観ている沈黙の間

厭がられないから、事あるごとに。

私の中から好きが溢れてしまった時、それを彼に移せたら、なんて、そんな風に、慈しみを込めて。


ベッドでの行為の時、私のその癖はエスカレートして、頬じゃ飽き足らず、必ず全身に優しくキスをする

これらを、ユキさんがどう感じているのか、今まで知らなかったのだけれど

今朝、遮光カーテンを閉じたまま、仄かに明るいベッドの上

ユキさんがするりと服を脱いだので、いつものようにキスをし始めたら

彼がそっと私の頭を撫でながら、深呼吸して

癒される

そう零してくれて、余計に胸がいっぱいになった

愛を貰うことはもちろんだけれど、自分からの愛を受け入れてもらえる事の喜びは計り知れないと、そう思った


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天邪鬼で、不器用で、でもバカみたく真っ直ぐで愛情深い、一途な人

お前と寝ると、不思議と疲れが取れる
あと、風呂一緒に入れるし!笑
楓の作るパスタが大好きだ


照れ隠しに、小さな理由を並べたかと思ったら

楓のこと大切に思ってる。俺が全部見せられるの、お前しかいない

好き、って言うより、よっぽど恥ずかしいだろうことを平気で伝えてきたり

俺プロポーズは、家でテレビ観ながら結婚しよっか、って軽く言うだけだから

といきなり宣言してきたり。

あーあ本当に、まったくもう

って、笑ってしまう度

この人に心底惚れてしまったなぁと思い知らされる

Words or my actions can never explain how much I love you and how much you mean to me. I wish they could but it just wouldn't be enough.


10/19 01:53
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