2010-12-23 23:56
まとまりのない内容になると思いますが、悪しからず。
2010/12/14(Tue)
serial TV drama
「ユニコーンの角」
release party
"世界のユニコーンに捧ぐ"
@新代田FEVER
まずフラッドのセトリ。
1.Baffalo Dance
2.Chameleon Baby
3.エレクトリックストーン
4.Black Magic Fan Club
5.ガラパゴス
6.SWIMMING SONG
7.Human License
8.泥水のメロディー
9.ブラックバード
「おはようございます!
a flood of circleです!」
いつも通り始まったライブ。
フラッドのライブは相変わらずかっこよかった。
最初、石井さんのベースがどうやらトラブルに見舞われてたけど、MCではやっぱりそこもいじられていたし、みんな笑ってた。ベースが治ったあと、キングが石井さんに顔近づけて笑顔で気合い入れてたりした。
「ガラパゴス」は本当に胸に突き刺さる曲。聞けて嬉しかった。
キングがMCで少ししんみりした話をしたあとに、「でもこんなしんみりさせたあとでも、曲でバーンと盛り上げることができる」「準備はできてますか!?」と言ったあとに始まったのは「Human License」。石井さんのサンバホイッスルはこの日も響き渡って、2回もダイブしてた。会場はものすごく盛り上がったし、そのままの流れで「泥水のメロディー」。フラッドの曲で初めて聞いたのはこの曲だったなーなんて盛り上がる会場で、なんだかふと、そんなことを考えてた。
最後は「ブラックバード」だった。未来の曲。
"この先も転がり続ける"
歌う前にキングはそう言った。マイクレスで未来未来未来と歌う姿を観ながら、フラッドの明るい未来を想像してたんだ。あのときは。
この日のライブは、きっと一生忘れない記憶になると思う。
すごくすごく楽しかった記憶と、石井さんが最後のライブだったという悲しい記憶として。
石井さんの話を知ったとき、嘘ならやめてって思ったし、これは嘘だって思った。
あの日キングはダイブした石井さんに向かって「石井!!」って叫んだ。なんか妙だなって思ったけど、別にそれほど気にしてなかった。
今、そのときのことを思うと、胸がはち切れそうなくらい、痛い。悲しい。寂しい。悔しい。苦しい。
どんな気持ちで、名前を叫んだんだろう。
あれ以来、何日か泣いてた、馬鹿みたいに。
曽根さんはブログでキングとなべちゃん、そしてHISAYOさんを守っていくって書いてた。もしもこれからのフラッドが嫌だったらCDも聞かなくていい、ライブも来なければいいって。曽根さん、それは違う。そんな簡単な話じゃないんだよ。そりゃ曽根さんはサポートとはいえ、立派なメンバーだもん。すぐそばにいるメンバーの気持ちは痛いくらいわかるよね。ライブでしか会わないファンの気持ちは、そこまでわかんないよね。既成事実だけ告げられたファンの気持ち、わからないよね。今までフラッドを支えてくれてきたたくさんの人の気持ちは?置いてきぼりかよ、ふざけんなって。…ごめんなさい、性格悪いけどこれが正直な気持ちです。でも全部吐き出したところで、ごちゃごちゃ言うのはこれで終わりにするよ。
曽根さんは最後にこう書いてた。こんなブログを最後まで読んでくれたあなたはちょっとでもいいから支えてあげてって。
そう、か。そうなんだ。
曽根さん、ごめんなさい。気づかせてくれてありがとうございました。
石井さんの真摯に誠実に生きようとした気持ちを受け止めてあげたい。
これからも足掻き続けるフラッドを受け入れてあげたい。
最近やっと、そう思えるようになってきたんだ。
そう思えるようになったひとつのきっかけが、シリアルの「ユニコーンの角」のおかげなのです。
歌詞がさ、新しいフラッドと石井さんに向ける気持ちと重なってるかのように前向きでさ。本当にこの曲に元気をもらった。
こないだのシリアルのライブ、お客さんみんな笑顔だった。
シリアルも今年目まぐるしくいろいろあったし、胸のうちはきっといろいろあるはずだけど、笑顔だった。
完璧に乗り越えなくたっていい。自分もいつかフラッドのライブを笑顔で見れる日が来たらいいと思う。
フラッドのライブ、たくさん行ってた訳じゃない。というかたったの5回だし。それでもこんなに悲しくて涙が止まらなかったのは、それだけ大切なバンドになっていたってことなんだね。
明日から新しいフラッドが始まる。いくら前向きになったと書いても、実際に直面したときにどんな気持ちになるかは明日の自分じゃないとわからない。目を背けるかもしれないし、目を奪われるかもしれない。わかんないけど、向き合いたい。
"君と闘おう
清々しい日々の為に
新しい日々の為に
走り出せ荒れる野!"
これ、ユニコーンの角の歌詞。a flood of circleに捧ぐ、勝手に(笑)というかシリアルのライブすんごい楽しかった !
最後に、14日のFEVERでまったくそんな素振りを見せなかった石井さんと、キングとなべちゃんと曽根さんは天晴だった。
でも石井ちゃん、最後にそんなかっこつけなくて良かったのに。とある日の渡曾さんの言葉を借りて「天晴してんじゃねーよ!」って言いたい(笑)いつかまたどこかで会いたいな。石井さん、お疲れさまでした。ありがとう。