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★203

つづくことば203

次の言葉の続きを考えましょう。
詩や小説のタイトルにするのも可


―――境内で祭囃子が鳴っていた

*とても静かな気持ち

というより、ただ単に

思考が止まっていた

僕の目の前には君がいる

泣いている君がいる

僕の袖を指でつまんで「サヨナラ」と

悲しそうに君が泣く

泣きたいのはこっちの方だってのに

紺色の

蝶模様浴衣を着こなす君が綺麗で

喉まで出かけた言葉が詰まった

祭りで賑わう音色を遠くに

やがて君は

光の先へ消えていった

蝶のように―――。


*まるで悪い悪魔に

思い出ごと盗まれたかのようだ。

静かに

ゆっくりと。

世界が消えていく

どうして追いかけなかったんだって?

足が動かなかったんだよバカ

「って、俺が馬鹿か…。」

近くに佇み

祭りを眺める狐の像に呟いた

狐は語らない

君への愛ももう語れない


*気分が良い今日は

昼寝にかぎる!

・・・なわけがない。

気分は最悪だ。

“傷は浅いぞ頑張れ”

“立て、立つんだジョー”

“生きろ…そなたは美しい”

“おまえはもう死んでいる”

なんて

ふざけた悪友の馬鹿げた励ましに

「クリティカルヒットだ馬鹿野郎ー」

こうなったら飲み明かすしかない

自棄酒です。


*星を見ているのに

あの日の蝶が

脳内で舞っている。

ひらひら

ヒラヒラと。

キラキラ輝く夜空と

頭の蝶。

ポロポロ

ぽろぽろ

目から汗が出た。

(タイムマシーン頼む●ラえもn)


*邪魔をしないで

「え、あ。すみません…」

なんてこった

仕事にも集中できない

参りました

重症です

救急車呼んで下さい誰か。


*(心の病院で)美しい眠りと

君の声―――

・・・。

君の、声??

目が覚めたらそこは・・・

白昼夢?

お星様?

―――あの日の境内だ。

祭囃子。

君の「サヨナラ」

紺色の蝶・・・

僕の袖を摘んだ君の指が離れて

それから・・・






無我夢中に走って

君を追いかけた

抱きしめた。

この胸の鼓動と

抱きしめた君の体温は

あの時、

感じる事ができなかったもので

たしかに、

君を抱きしめているわけで

嘘や幻じゃない今この瞬間の現実が

嬉しさと

切なさと

ほんの少しの恐怖で震える体をごまかそうと

また強く抱きしめた。

君は驚いている

涙が止まっていた

僕の泣き笑い顔をみた君が

舞う蝶のように笑った―――






『知ってる?タイムマシーンは狸じゃなくて狐が持っているんだ』



あの日と違ったもう一つの出来事。


ここの境内には狐の像がないらしいという事、、、




僕が夏に体験した不思議な不思議な話。



おわり







お疲れさまでした。

感想などありましたら…
*前回のバトンよりかは幾分マジメにやったつもりでしたが相変わらずの文才力の無さがにじみ出ている駄文にrzさーせんwwアレ?ラストホラー??\(^O^)/




つづくことば203

※作者:さかなさん


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