一週間の話題:教育実習がおわりました!達成感と疲労と別れの悲しさと、、色んなきもちです。小学六年生を担当しました。実習初日。他の先生の授業を見てまわっている際、なぜか涙がこみ上げてきました。次の日も、その次の日も、ただ授業を受けている子どもの姿を見るだけで、何度も泣きそうになりました。悲しい涙でも、ポジティブな涙でもありませんでした。純粋な子どもたちを見て、心の汚れを見せつけられたようで恥ずかしかったのでしょうか。毎日毎日成長する子どもの姿に感動したのでしょうか。自分にもあった、小学校時代の匂いに懐かしくなったのでしょうか。どれも当たっているようで、どれも違う、そんな複雑な気持ちでした。あんな気持ちになったのは生まれて初めてでした。一瞬の間に十も二十も感情が押し寄せてくるような、そんな感覚でした。その時、あぁ、わたしはきっと教師になるんだろうな。本当は、心の底から、教師になりたいんだ。そう思いました。
わたしは、自分で言うのもなんですが、小学校時代は優等生でした。児童会長もしていたし、テストは100点があたり前。中学に入っても勉強なんてしなくてもいつも上位でした。偏差値そこそこの高校に入り、初めて挫折しました。中学までの優等生が高校で急に落ちこぼれるというのは、実はとてもありがちですよね。そこから勉強し始めれば良かったものを、プライドだけはエベレスト級だったわたしです。「点数が低いのは勉強してないから」スタイルでふるまうことにしました。高校時代、テスト勉強をした記憶はほとんどありません。やってないんだから、赤点とるのは当たり前、仕方ない。そういう言い訳ができます。プライドも傷つきません。むしろ、「何もしてないわりには点取れてるじゃん!」高校時代のわたしは、この言い訳の繰り返しでした。
実習中、小学生の真剣なまなざしに胸が苦しくなりました。わたしは小学校1年生の頃から教師を目指していたのに、いつからこんなに卑怯になってしまったんだろう。昔の自分に、今の自分を誇れるだろうか。担任の先生に憧れていたあの素直さはどこにいってしまったんだろう。もう一度正面からぶつかりたい。そう思いました。
子どもとの話し方すら分からないで実習に行ったのに、子どもたちはこんなにもわたしに勇気をくれました。ありがとう。

こうして書いてみると、まだまだ書きたりません。でも、とにかく端的に言うと、 わりと本気で、人生を変えてくれた一週間でした。月並みな表現だなぁ。笑
前回かその前のブログで、たった1人の男性がわたしの人生を変えてくれたと書きました。こんどは子どもたちが、変えてくれました。大学って本当にいいところですね。明確な目標なんてなく入学したけれど、こんなに学びがある。今回の実習では、大学でこれからどう勉強するのか、明確な目標ができました。意味のある時間、毎日、年を過ごし、意味のある人生にしたい。
よし、今日がんばった!明日もがんばろう!!