2016-2-6 20:18
別に知らなくとも差し支えなく生きていける話
鰻で知られる土用の刻(土曜日の丑の日)とか寺社でお祭りがある酉の市とかの系列で、本日は稲荷神社に縁ある初午の日です(`・ω・´)
五穀豊穣・商売繁盛を祈願したり、稲荷寿司食べたり、地域によってはハロウィンのように子供達が各家を周り旗飴という飴をもらったりする認知度の低いイベント日。
私も狐本を作るにあたって、ある程度調べるまでは知らんかったですよ。
稲荷神社深い…。
因みに稲荷神社イコール狐というイメージが強いと思いますが、狐は神の使い(神使)であり正式な本体はスサノオ大神の血統を引く倉稲魂尊(ウガノミタマノミコト)という秦氏の氏神様ですのよ。
本家は京都伏見稲荷大社。
また、同じ白狐を神使とすることから渡来して同一視されたのが荼枳尼天(ダキニテン)。
こちらはインドの女神ダーキニーのことであり、人を喰うとか夜叉・羅刹の一種だとかいわれる…祟神です。
ので、荼枳尼天を祀っている稲荷神社にはそれなりの見返りが必要となるので、軽い気持ちで参拝するのはお勧めしません。
稲荷神社に参拝するなら毎年同じ稲荷神社へ、参拝出来なくなった・願掛けが必要なくなった時は必ず願解きをして卒業させて頂きましょう。