ドブリーデン!3日目。1日潰れたせいで早くも終日観光できる最後の日です。
この日は朝から旧市庁舎へ向かいました。時計塔(左端に写ってる建物)の時計が毎正時に仕掛けを発動するのでそれを見るために。12使徒が現れる仕組みになってるんだけど、それよりも扉を開く役割を果たすのが死神のからくり人形(骸骨)で不覚にもきゅんとした!だって骸骨が首コクンコクンしながら紐引いてるんだもん!!
そのあとエレベーターで塔のてっぺんまで昇ったんだけど、
景色が本当に素晴らしくて感動しちゃった。赤い屋根がどこまでも続いていて、遠くに霧がかったプラハ城が見えて!プラハってやっぱり美しい街。歴史地区が世界遺産に登録されてるだけあるなあと。
地上に戻ったら旧市街広場をぐるぐる。フレスコ画やシャンデリアが美しい聖ミクラーシュ教会や、ヤン・フス像、フランツ・カフカの生家など見どころは満載。
それから歩いてユダヤ人街のほうに向かいました。中欧最古のユダヤ人街らしい。旧新シナゴーグってところには中まで入って見学したんだけど、正直ちょっと恐ろしさというか入ってはいけない感を感じた。なんか神社の奥地まで入った時の感覚と若干似てるなあ。そこのシナゴーグは今はもう使われてなくて、もちろん観光者向けに博物館として公開もされてるんだけど、キリスト教の教会とはまた違った強い宗教色があるというか。さっき入った聖ミクラーシュ教会とはまるで違う、質素な装飾なんですよね。
お次は聖ヤコブ教会へ。ここもわたしがどうしても行きたかったところのひとつ。
中は見事なバロック装飾だったんですが写真が禁止だったため外観の彫刻を。ここも、荘厳な空気に圧倒されました。外に出たくないような気分に陥るほどわたしの心を掴んで離さなかった() プラハにまた行く機会があったら是非また来たいですね。
また旧市街広場に戻り、聖ミクラーシュ教会での無料コンサートに入りました。歌とパイプオルガンありの良い気分にさせてくれるコンサートだった。ウトウト。。。
また歩いてキュビズム博物館へ。ぶっちゃけキュビズムの魅力がわからない人間なんだけども笑
興味がないから普段は絶対に触れる機会がない分、なかなか面白かったです。
またしばらく歩いて新市街のほうに向かいました。途中ハヴェル市場があったので思わず立ち止まる。
新鮮なフルーツやおみやげや骨董品やらがずらり。
新市街は旧市街とはまた違って、明るくて魅力的。ヴァーツラフ広場は人!人!人!
とりあえず目的地のミュシャ博物館へ。
ミュシャはフランス語読みで、チェコ語だとムハになります。ミュシャの作品はもう雰囲気から好きなので楽しかった〜!
そのあと両替をするために、歩いてプラハ本駅へ。国際列車も通っているので大きな駅だった。そこからまた地下鉄で旧市街まで戻り、トラムに乗り換えてウルダヴァ川付近で下車。スメタナ博物館に行きたいのにたどり着けず、、、まさかの入り口がカフェテラスの奥にあるという!!わかりにくっ!ギリギリに着いたのにもう閉館してて何事かと思ったけど中からおばさんが開けてくれた。スメタナ博物館も遊び心が満載で良かった^^私たちのほかに2人観光客がいたんだけど日本人の母娘でまたまた謎の安心感。笑
博物館出たところにあるカフェで遅めのランチタイム。
ウルダヴァ川を見渡しながら、おいしいパスタを食べて、しあわせ〜(*^^*)
テーブル担当してくれたウエイトレス、スキンヘッドに片耳ピアスで多分ゲイ(憶測に過ぎないが)だったんだけど笑顔が可愛くて癒された。「おいしかった?」とか聞いてくれるし、ちょっと調子乗ってチェコ語で「お会計お願いします」って言ったら嬉しそうににっこり頷いてくれて、ああもうチェコ人スキ!って。
満腹になりながら、またカレル橋を渡って、おみやげを物色しながら一度ホテルに戻る。
ちょっと休憩して、母お目当てのビーズのお店に行くために地下鉄に乗って移動。駅に着いた頃にはもう暗くなってて、お店に着いたらまさかの閉店時間を過ぎていた。
諦めて、夜のプラハを歩いて夕食をとるお店へ。姉があらかじめリサーチしてくれていたウ・ドゥヴォ・コチュクというピヴニッツェへ。日本語で”2匹の猫”っていう店名のとおり、店内は猫の絵や置物がたくさん。観光客も来るようだけど、地元の人がかなり集まる所みたいで、わたしたちが行ったときは明らか観光客で浮いてた() でもギター弾いて歌いながら席まわってるおじさんが、日本人だってわかると『さくらさくら』とか『上を向いて歩こう』とか弾いてくれて、和んだおじさんかわいい。
ビールを飲んだ私以外の2人はほろ酔い気分で(チェコビールはすごいおいしかったらしい)、私も良い気分で、マリオネット・シアターへ。最後のイベント、マリオネットを観劇。このマリオネット・シアター、ものすごい趣があった。ちなみに演目はドン・ジョヴァンニ。んだが、もともとの話もよく知らなかったし、オペラのテープを流してるわけだから何言ってるかわかんないし、1日中歩いた疲労で途中爆睡() 起きたらなんかわけがわかんないくらい面白い展開になってて、姉と爆笑してましたああああ一生忘れないよドン・ジョヴァンニ。でも人形を操るのってやっぱり相当な技術も体力も必要だと思うから最後黒子が出てきたとき地味に感動したし、チェコの伝統に触れられたので良い思い出です。内容はぶっとんでたけど。
帰りはまたおみやげを物色しながらホテルへ向かいました。明らか観光客向けのお土産屋は、なぜかスペイン人が店員やってることが多かったんだけど、お決まりの馴れ馴れしさで笑ったwwいきなり手とられて「ネイルかわいいね」(赤とゴールドのマニキュア塗ってた)って言われたり、一緒に狭い通路で品物見てたときに別の客が通りに来たら「危ないよ」って言いながら腰引き寄せられたりwwwバロスwww
そんなこんなで3日目も死んだように寝ました。