話題:可愛いと思った時
この前の続き。
夏樹とは高校が同じだったんだけど卒業を機に離れ、もともと接点もなかったから存在すら忘れて何年か別々に生きてました。
あるときたまたま再会して、もしかして◯◯高校で一緒だった侑くん?って、先に声かけてきたのは夏樹。
見た目がそんなに変わってなかったから俺もすぐ夏樹だってわかった。
そこから妙に話がはずんで一緒に飲んだりするようになって、泊まったり、まぁまぁふつうの仲良い男友達っていうような関係に。
お互いの友達を交えて遊ぶことも多々あったけど、夏樹は女の子の友達が本当に多かったから、こいつモテそうだし結構遊んでんのかなーって印象だったな。
俺もその頃は彼女がいて、夏樹がゲイだなんて夢にも思ってなかった。
しばらくして俺と彼女が別れた時も、そっかー元気出せよーくらいで、へんな素ぶりとかなかったし。
夏樹の特に仲良い女友達でルイって子がいて、当時は結構売れてるキャバ嬢だったんだけど笑
その子を交えて飲んでる時、夏樹に別の友達から電話がかかってきて部屋の外に出ちゃって、俺とルイでふたりになったことがあった。
ルイ「侑さーそろそろ恋人作らないの?」
俺「まあな」
ルイ「クールなのは勝手だけど近寄り難いし今時流行らないよ笑」
俺「はあ」
ルイ「ぐいぐい来てくれる感じの子が侑には合ってると思う」
俺「そうか」
ぐいぐい=夏樹みたいな感じで連想でふと思いついて、
俺「そういやお前夏樹と付き合ってんの?」
聞いてみた。ルイはよく夏樹の家に泊まってたしなんとなくそんな気がしてた。
ルイ「はああ?笑」
俺「?」
ルイ「夏樹の気持ち知らないの?てかあいつ男しか興味ないじゃん」
俺「?!」
ふつうに、知ってて当然みたいなトーンでさらっと暴露された笑
つづきます。