話題:面接

おはようございます。

今日は僕にとって大事な日になる。
幸せな一日なるのか、それとも、不幸な一日になるのか……。


話は、一ヶ月と少し前に遡る。
その当時、僕はひどく焦っていた。
何故かと言うと、誕生日が近づいていたからだ。
誰かのではなく、僕自身の、僕自身が24歳になる日。
僕はその日が、いや、24歳になるのが怖かったんだ。

僕にはそれが、まるで、小学生から中学生になるかの様な。
17歳が18歳に、19歳が20歳になる様な。
子供から大人へと、階段をひとつ上がる様な。
23歳の若者から、24歳の大人になる事が怖かったのだ。

いや、23歳でも充分過ぎる程に大人なんだけれど、まだ若者としてみなされるでしょう?
それが、24歳になった途端に、若者扱いされる事が激減する。
僕より歳上で、自分はまだ若者だと思っている人には申し訳ないけれど、僕は24歳は立派な大人だと思っている。

僕は現在、職を探しながら短期や日雇いバイトをこなして、それ以外の時間は料理以外の家事を全てこなすフリーター兼家事手伝いをしている。
若者の男がフリーター兼家事手伝いと聞けば、大抵の人が抱く印象は悪いっちゃ悪い。
けど、大人がフリーター兼家事手伝いと聞けばどうだろうか?
前者と比べると、よりダメ人間に思えて来ただろう?
僕はそれが怖くて、なんとしても23歳になる前に、この生活に終わりを迎えたかった。

僕は右眼に問題を抱えていて、これがバイトや就職に少なくない制限を強いて来る。
力を使う作業や激しい運動をすると、右眼の中の血管の一部から出血するのだ。
眼底出血と言う怪我?病気?で、出血すると、視力が下がったり下がらなかったりするし、失明の危険だってもちろんある。
それを16歳の頃から、原因不明のまま何度も繰り返していて、今でも対策は見つかってない。
一度出血すると、出血した血が吸収されるのと、血管が修復されるのに数ヶ月かかる。
その間は行動が制限されるから、何年も満足に就活出来ていなかった。
ちなみに、現在も数ヶ月前に出血した血が吸収され終わるのを待っている。

このまま一人で悩んでいても何にもならない。
そう思った僕は、ハローワークに行って色々と相談した。
右眼を踏まえた上で、目指すべき職種もだいぶ絞れた。

さて、求人を探して応募だ!と思ったら、その職種に必要な資格というかスキルを僕は持ってない。
せっかくゴールが見えたのに、スタートラインが消えてしまった。
これでは、走り出せないじゃないか!

それで、僕は職業訓練という国の制度を利用して、スキルを身につける為に勉強をする事にしたのだけど、訓練を受けるには入試が必要だった。
つい数日前に、その面接を無事に終えて、今日郵送される予定の合否の結果を待っている。

どうか、受かってますように……!!

追記あり。