こちら…
…応答が ありません
聞こ…えますか?
…応答は ありません
…誰か……
もう…応…
この行為の意味を私は求めてたのかもしれない。
それに気付いたのは世界を綴っていた深夜に違いないのだと思うが。
定かでは無い。
存在あやふやさ
求めることが当たり前になっていたのかもしれない。
受信 有難う
周波数をあわせてくれて有難う
電磁波をキャッチしてくれて有難う
些細な感謝
忘れない
雨が一向に
止まないから
手を離すことも出来ず
ただ溺れていった
気泡だけが向上し
反比例しながら
僕は沈むのだ。
"日常化"という恐怖