初めて会ったときは、とある就活セミナー。
同じグループにいた、大阪から来た彼。
彼が大阪戻るタイミングで、たまたま大阪行く用事があったから、大阪でまた会おうって約束したの。

心斎橋の横のスタバで待ち合わせして、何時間も語った。
帰りの電車は、時間間違っちゃって、随分待つ羽目になったのに、彼はわたしの電車が来るまで一緒にいてくれた。
会うの2回目だったのに。

この人だ!

って確信。
それは、初めて会ったときでも、大阪のスタバで語ったときでもないけど、それからことある場面で会うようになって、段々と。

大阪〜東京間の遠距離だったけど、ほぼ毎日連絡を取り合って、2週間に1度は会ってた。
でも絶対自分からは告白できなくて、彼も同じ思いならいいな、って思ってた。二人三脚、一緒に同じ方向を向いて歩んだ。

たった一度だけ、好きだって言ってくれた。

あちこち出掛けたね。
初めて原宿連れてってあげたとき、初めて見る屋台のケバブにテンション上がってた。
落ち込んでる時は、本当にただただ唸ってるだけの電話に3時間も付き合った。
タスクに追われて一緒に徹夜して、眠たすぎて、肩寄せ合って、始発の山手線一緒に一周しちゃったね。
わたしが、しんどくなったとき、ずっと手を握って側に座っていてくれた。

この人と幸せになりたいって思ってた。
この人をわたしが支えてくんだって思ってた。

その彼が、今週の土曜日に結婚する。
わたしじゃない人と。

その前日に、彼はわたしと会いたいって言った。

2ヶ月ぶりに会った彼は、イキイキしてた。
思ったよりちゃんと神様の元にいるのが悔しかった。
結婚が彼のエゴであってほしかった。
彼女に1度だけ会って話したことがあるけれど、聞いてた以上に苦手なタイプだったから、尚更。笑
所謂ぶりっこ。
ボケじゃなくて、かわいこぶってにゃーとか言っちゃうから気に食わない。笑

それこそ、わたしのエゴなのにね。
彼は、神様の御心の人じゃなかった。

今でこそだいぶ薄れたけど、彼以上にわたしを理解してくれる人なんていないんじゃないか、ってずっと思ってた。
散々話題にあげてるピーターパンなんて、わたしのこと1ミリもわかってないと思うよ笑

でも、神様は分かり合いなさい、とは言ってない。
支え合いなさい、励まし合いなさい、仕え合いなさい、そして愛し合いなさい、って言ってる。

自分をわかって尊重してくれる人は一緒にいて楽だけど、神様の計画が、必ずしもそこにはない。
でも、神様はわたしを愛してくれてて、幸せにしたいと思っているから、わたしが共に歩むべき素晴らしいパートナーを用意してる。

今週の金曜日、彼と会う。
独身最後の日、なんで彼はわたしと会おうと思ったんだろうね。

彼は、わたしを特別に思ってくれてる。
学生の時から、ずっと彼だけは、わたしの味方でいてくれた。

でも、彼も人間で相対だから、不変はあり得ない。

結婚を祝福する気には、なかなかなれないけど、神様に祈って、彼にかけるべき最高の言葉を選んで話そう。


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