加速する想いは


いつの間にか坂道を転がる石ころのように



ううん、石ころよりも雪玉みたいに、

どんどん速くどんどんどんどん大きくなって行く。



最初はあんなに小さな想いだったのに

どうして抱えきれないぐらい大きくなっちゃったんだろう…



でも、こんなに切ない想いをするならこんな気持ち、気付きたくなかった…なんて言わないよ


だって、こんなに誰かを大切に思える自分に会わせてくれたから


それだけで満足…とも言えないけれど、

後悔はしてない、絶対。



きっとこの想いは

これからもどんどん転がって


想像以上に大きくなるんだろうな…



その気持ちを大切にしていける人間になりたい。