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黒い爪が掻いた悲恋の跡
血が滲む皮膚細胞までも、食い尽くしたい
不思議な愛の形は未だに無形
飲み干したフルウツジュウスの涙が
口内を侵すのを、ただ、待っている
嗚咽に包まれた朝を招いてる
ずっと、ずっと、夜を浮遊して
苦しみの彼方に惑星があるとするならば
それはきっと、あたしが眠るべき地
誰にもわからない場所で、砂塵と化した花と眠り
誰にもみつからぬ場所で、木霊しない叫び声を上げ
貴方に届かない腕を投げ出して
がらんどう
がらんどう
赤い爪が蘇らせた未練の跡
首筋に繋がれたチェインに、酔いしれたい
不思議な愛の形は今は醜形
黒い渦にさらわれて
晴れやかな青空の日、
孤独の裏側にナイフを仕込んだ。
明日、刺す。
明日、刺すんだ。
光を塗りつぶす作業に熱心な、
見た目はどこにでもいそうな学生。
自分のこと、そう言ってみるよ。
分かってる。
分かってるんだ。
明日、孤独と闇が共存出来るって事。
何だか退屈な授業も、
持て余したシャーペンの先で指先刺して、
血の匂い嗅げば優雅になれるよね。
自分のこと、傷付けたりするよ。
笑ってる。
笑ってるんだ。
明日、世界は赤色に輝いて綺麗な事。
僕らは真面目な優等生。
誰が見ても真面目な優等生。
親も教師も安心の塊で出来た椅子に座る。
僕は真面目な優等生。
誰にも好かれる優等生。
親も教師ももう撃ち殺したぜ。
後は僕だけ。
独りぼっちは僕だけ。
苦いアフタヌウン
性 別 | 女性 |
誕生日 | 10月4日 |