2014/6/8 Sun 22:07
リアルフィクション

話題:突発的文章・物語・詩
久しぶりに夢を鮮明に覚えていたからその話でも書こうと思う。
覚えてる範囲でノンフィクションで書いてみました笑
以下本文




見知らぬ男が俺の正面に立っていた。
その男の手の指の間に何か光るものが見える。
ーなんだろう?
そう思うと同時に男がニヤリと笑ってそれを俺の肩に当てた。

「痛ッ」

それは刃渡りが本当に短いナイフ。
痛みだけを与えるナイフ。
男は何も言わず俺の全身をそれで刺してくる。

「痛い、やめろよ!!」

言っても男の動きは変わらない。
足の甲を刺されているあたりで俺の記憶は無くなった。

目が覚めた。
どうなったのかわからないが俺は実家の自室のベットで眠っていた。
ー何だったんだ、あれは。
思いながら頭を掻く。
・・・じょりじょり。

「え?」

坊主頭を触った感覚。
俺の髪は普通の長さはあったはず。
少し長いくらいに。
急いで鏡を見た。
そして俺は絶句した。

「嘘、だろ」

それはまるで病人のような、バリカンで失敗したような、
坊主のところもあれば普通の長さのところもある。
気持ち悪い仕上がりになっていた。

「どーゆことだよ、これ!!」

俺は後ろ髪に触れた。
そこは元の長さだ。
鏡で、何度も見直した。
白髪が混じっている。
光の加減のとかではなく、取った束の白黒含有は半々。
やや白の方が多いのではないかと思えるぐらいだ。

「何してるの、早く学校に行きなさい!!」

リビングから母親の声が聞こえる。
俺は自室から出て母親の前に行く。

「こんなんじゃ外に出れない!!学校になんて行けないだろ!」
「遅刻するわよ!」

ーこっち見ろよ!、無視すんな!、こんなんで外出ろってか!?
どんなに俺が言っても親は学校に行けと冷たく言う以外取り合ってくれない。

「何で俺がこんな目に・・・」

泣きたくなるような虚しさに閉め切った部屋の熱がじわりと責めた。



***
さっそく夢占いすると、
人間関係・健康に不安がある。
今後は運気低迷。
裏切られる暗示だそうで笑

指もげたり、歯割れたり、追っかけられたり
ちょくちょく見る夢はだいたい悪夢だな。
たまにはいい夢も見たいもんだ。




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