頭のなかがごっちゃごちゃだ。考えすぎないってどうやったら出来るの、顔色を伺わないってどうやったら出来るの。

よく気がつくね

と言われるのは嬉しいのと同時に、どうしてみんなは気づかないのとなる。人の行動を見てその人がどうしたいか、読み取るのは割りと得意だと、おもう。でも得意とかでなくて、たぶん同じ量が見えていても、無視出来るか、出来ないかで、私はしょうしんものだから出来ない、それだけだとも思う。

小さい頃から、顔色を伺う生活になれててた。蹴られないよう、なるべく、なるべく、蹴られない正解を見つけないといけなかった。
痛い思いをするのは自分だけじゃなかったから、もっともっと慎重になった。

がんばらなきゃ、守らなきゃ。

そうおもっていた子がいた。しっかり生きて支えなきゃと。ある日、自分の重たい部分を見せてしまった。泣かせてしまった。またつらくなった。泣かせるくらいなら、もう何も言わないと口をとざした。

わたしは、きっと、外のせかいに、自分を守ってくれるひとがほしかっただけだ。あんしん、が、ほしかっただけ。

寄りかかりたかった、だけ。

どうしたらいいか、わからない。