仕事場で次年度のケアプラン担当が貼り出されていて、そこに自分の名前が無くて、いよいよだな、と感じました。

1ヶ月考えて、と言われ。
変わることはないけど、たくさんのことを考えて。泣いてばっかりで。それでも、前向いて歩いていかなきゃ。考えなしで向こう見ずな自分はどこに行っちゃったんだろう。
後悔、はしてない。それだけは。
過去にも未来にも、今の自分にだって嘘は吐かない。この選択、間違いじゃない。

新天地を面接して内定貰って、通知書とかちゃんとしてて驚いた。福利厚生もきちんとしてる。そういった面では、今の仕事場がいかにブラックか再認識したよね…。よく考えたら、通知書なんて送付されなかったな。施設案内のパンフレットも無い。悪く言えば、物凄いケチなんだろう。辞める身だから、もう何も言わないけど。

ブラックと言えば、最終月のシフトが鬼だった。夜勤5回もあるし、全種やるし、出勤最終日も明け。希望も出してないから仕方ないけど、4月1日から仕事初めだって知ってるくせに、明け休みで最終って……無慈悲にもほどがあるわ。最後の最後まで働かせるんだね…。
恨まれても仕方ないとは思う。でもやっぱり、人間信じたいじゃん。血も涙もなかったわ……。今の仕事場に、人間はいないらしい。

新天地もきっと楽しいことばかりじゃない。辛いことも、嫌なこともたくさんある。それでも、今よりは良いと思ってしまう。そうであると信じてる。そしてまた、頑張りたい。
次も介護を選んだ。本当は、今の仕事場を辞めるときは介護を辞めるときだと思っていた。でも、この仕事、好きなんだなって。次があるかはまだ考えないけど、新天地でダメになったら、そのときは介護を辞めようと思う。

いよいよ、最後。
頑張れ自分。
何年も前から、ずっと自分に頑張れを言っていた。大丈夫、まだやれるって。大丈夫だよな。きっとまた、頑張れるよね。頑張れ、自分。


泣くことも、後悔も、
悪くないと言われた。
どっちも悪いと思っていた。

泣かない方法と、
後悔しない選択を探してた。

後悔。してないけど、悲しいね。
みんなとのお別れは淋しい。

この場所を選んだことも、続けてきたことも、辞めることも、後悔なんてしてない。泣いてしまうのは後悔じゃない。

ジャニーズ事務所を辞める中居さんが、人生に一度や二度は後悔する選択があっても良いって言っていて、ああそうかって思った。そのときだけ、少し、じゃあ辞めない選択もありだったかなって考えた。

でも、やっぱり、後悔はしたくない。
大好きな今の場所を、大好きなまま、辞めたいし、辞めるべきだと、思ったから。誰も私を責めない。もう、責めてはくれない。たぶん、それが人生。それが私の責任。悲しいのも淋しいのも、全部を選んだことへの代償。まったく綺麗なものじゃないけど。それも、私らしいかな。

生きるのが辛いと思ったことはないけど、生きていくのは大変だね。

ちょっとずつ前進、していくよ。