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「貴方の為に死ねるじゃなくて 貴方の為に生きる事にしたよ 勿論貴方もご一緒に」
「遠く近く 君を想う」
以前カラオケ行った時にふざけて録音した、彼の歌声を聞いていたらなんだかとても寂しくなってしまった。
素敵な声をしてると思う。
高からず、低からずの心地よい真ん中の声。
あんなに近くで聞いていたのに、今はもう聞こえない。
寂しいよ、やっぱり。
いつか離れ離れにならなくてもいい日が来ると分かっているけれど。
昨日の夜、沢山の人混みの中、ほかの人より頭一つ分高い彼の後姿を見送った。
改札をくぐる前、頭を撫でる彼の掌の温もりが、もう、思い出せないよ。
行かないでって、言いたかった。
でも、言えないから。
だから、泣きそうなの堪えて笑顔で手を振った。
また会える日を楽しみにしていよう。
それを糧に、頑張ろう。
私には、それしか出来ないから。
どうしてこんなに苦しんでいるのだろうと考えても、答えが出てこない。
つい数日前まで私を抱き締めてくれた腕も、包み込んでくれる体温も、此処にはない。
私はとても、醜くて汚い人間だと思う。
夜中にコンビニへ出掛けたら、知らない男性に声を掛けられた。
「二万円あげるから、ヤらせて。」
「キスとかはしないし、絶対にゴム付けるから。」
「彼氏にそのお金どうしたのって聞かれたら、短期のバイトやってみたとか言えばいいじゃん。」
…グダグダと1人で話す男性の言葉を聞き流しながら、二万あったら実家を助けてあげられるなぁと思った。
私には今、お金をかしてあげる余裕が無いから助けてあげられない。
きっと、助けてしまったらまたすがられるのだろう。分かっている。
だけど、肝心なときに私は何もしてあげられない。
弟は学校を辞めてしまった。
母はあと2年もすれば50歳になってしまう。
二万あったら、きっと、少しだけでも助けてあげられる。
そんな思いが、過ぎったけれど、その先に悲しむ彼の顔が見えて、要らない、警察呼ぶよ、と目の前で私の様子を伺う男性に放って、コンビニへと入って行った。
男性は外から私を見ていたけれど、そちらをチラ見しながら店員と話をしていれば警察なりなんなりを呼ばれると思ったのか、足早に何処かへ消えて行った。
思考回路が少し、壊れているのかもしれない。
普段の私なら、悩むことなく要らないから何処かへ行けと言っていただろう。
なのに、悩んだ。
きっと負い目を感じている。
私は役立たずだから。
家族を助けてあげることさえ出来ない、役立たずだから。
弟に学校を辞めさせるなんて、させたくなかった。
どうしてこうなってしまったのだろう。
きっと、私のせいだ。
私のせいだ。
…私は、幸せなはずなのに、なんで、涙が止まらないんだろう。
私が弱いからだ。
弱いから。
だから、彼を困らせる。
私と一生をともにしてもいいことなんてないのに、彼は私を迎えに来ると言う。
…いいことなんて無いけど、早く迎えに来て。
私がおかしくなっちゃう前に、早く。
年 齢 | 33 |
誕生日 | 12月14日 |
地 域 | 愛知県 |
職 業 | フリーター |
血液型 | B型 |