こんにちは、雲空です。


さて、本日ご紹介するのは

漫画、弱虫ペダル。


実は2巻まで買って試しに読んでみようと

思った時にはそこまで興味はありませんでした。

きっかけは広コミに出ていた時のオンリーで

そういえばこのキャラが出てくるところまで

読んでいないなーと思ったことと、当時2期が

始まったばかりで声優さんに鈴木千尋さんの

名前を見かけたことで、もう少し読んでみよう

と思ったのが続きを読むきっかけでした。


今では同人誌出したり、ロードバイク買ったり

初めて舞台を観たりとその沼っぷりは

すさまじいものとなってます…!


ではこの弱虫ペダル、どういう漫画なのかと

いいますと。

現在週刊少年チャンピオンで連載中で、

単行本は50巻まで出ております。

原作の漫画は勿論、アニメや舞台、実写ドラマと

様々なメディアで今なおアツく展開されている

ロードレース青春漫画となっております。


ロードレース?ロードバイク??

なんか表紙濃くない???

大丈夫、ご心配には及びません。 


主人公の小野田坂道くんはアニメオタクで

運動オンチ、気弱な性格のため友達も

いません。

物語は彼が総北高校に入学したところから

はじまります。

そんな彼はアニメ研究部に入り友達を作る

ことを目標にしていたのですが、なんと

部員不足で廃部が決定していたのです。


な、なんだってー!!??


いきなり話が終わりそうな感じなのですが、

小野田くんは大好きな秋葉原まで行くための

電車賃を浮かすため、千葉からママチャリで

通っていたのです。

その距離なんと往復90キロ。車でもしんどい!


実は総北高校、自転車競技部の名門校だったのです。

もちろん部活を目当てに総北に入学している生徒も

いました。


総北高校は見晴らしのいい高いところにある学校で

通学ルートはゆるいけど長い正門ルートと、

短いけれど激坂の裏門ルートがあるのですが

裏門を使って登校する人はほとんどいません。

しかし小野田くんはその裏門ルートをママチャリで

息切れもせず人知れず駆け上ってゆくのです。


そんな小野田くんに、自転車の才能があるのではないか?

ということで裏門坂で勝負を持ちかけた同級生の今泉くん。

彼は幼い頃からロードバイクに乗りレースで上位に食い込む

実力者。勿論ただでとはいきません。

その条件は、自分が負けたらアニメ研究部に入るというもの

でした。


…と、こんなかんじでお話が進んでいきますよ。


色々あって小野田くんは総北自転車競技部に入り、紆余曲折

ありながらも登りを得意とするクライマーとしての才能を

開花していきます。


読んだら必ずサドルの位置を高くすると思います。

というのが小野田くんは自転車初心者なので色々

アドバイスを貰えるんですけど、その過程も丁寧で

自転車に乗りたくなり、さらにはロードバイクも欲しく

なるほど自転車の魅力が詰まっているのも特徴です。

作者の渡辺先生は勿論ロード経験者。


そして、ロードレースは6人1組のチーム戦なので

個々の思いやチームの絆、ライバルへの思いなど

登場人物みな主人公と言っても過言ではないほど

ロードレースという青春を駆け抜けていきます。


特にインターハイ編に入るとより面白さが加速

していくので、とりあえず読んでみようという人は

10巻辺りまで読んでいただければ充分伝わるのでは

ないかなーと思います。


私は箱根学園の泉田塔一郎くんがめちゃめちゃ好きです。

弱虫ペダルはほんっとーに腐った目線で見ていなかった

のに、先輩である新開さんとの絆が美しくボロクソ泣いて

気付いたら新泉本5冊出してました。