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↓続き。

下の記事のハロウィン絵小話のジェイルクバージョンの続きですので興味ない方はスルーの方向で。




そしたらみんな喜んでお菓子をくれた。それが思いの外嬉しかったから試しにジェイドのところにも行こうと思った…が。

「帰ってください」
執務室で机の上にある山のようにある資料と戦っている最中だった。目線はずっと机の上だ。
確かに仕事中にきたのはいけなかったと思うが、来てすぐに追い返されるというのも面白くなかった。それに、トリックオアトリート(お菓子をくれなかったらいたずらするぞ)、と言ったのにお菓子をくれないなら、いたずらしてもいいんだ、と思って、ジェイドの机の反対側に行き、向き合う形にした。それでもジェイドの手は動き続け、目線もそのまま机の上。

真っ白な紙とペンを持ち出し、「ちょっとはかまえよ」と書いて目の前に突きつけた。
チラリと紙を見てくれたジェイドに、してやったりと笑顔になったが、×をつけられた。
それにカチンときて、また同じ事をしてみたが同じように×をつけられる。

こっちもうんざりしつつも手を止めてくれるまでやるつもりだ。
あっちも少しため息をついて17個目の×をつける。ようやくこっちを見てくれて嬉しかったが、「帰りなさい」と言って首根っこ捕まえてゴミでも捨てるかのように執務室から追い出された。
「もういい!ずっと執務室籠もってればいいんだジェイドのバーカっ!!」
最後にジェイドの執務室のドアを蹴って宿の方に戻っていった。


今は真夜中。もうすぐハロウィンも終わる。なかなか晴れない気持ちのなか、ノックの音が響く。ジェイドだ。ベッドに潜り込んでチラ、と覗けばその手には袋。
「もしかして…」俺の為に?「えぇ、忘れ物ですよ」「あ。」すっかり忘れていた。お菓子をいれた袋を持って行ったのだが、帰る時イライラしていて執務室に置いていったのがわからなかったんだ。
「…ごめん」
「本当ですよ、あれだけ仕事の邪魔をしておいて、しかもお菓子まで置いていって」
「食べてもよかったのに」
「あまり甘いものは食べないので」
お菓子を受け取ろうとして手を伸ばしたが、いつまでたっても手のひらに袋がこない。まさか。
「まさか、いたずらしておいてお菓子まで貰おうと思ってるんですか?」
「え」
「悪い子にはお仕置きが必要ですよね」
そういって思いっきり頬を抓られた。
子どもは早く寝ないと駄目だと言われ、大人しく目をつぶると、朝目を覚ました時には枕元にはお菓子の入った袋が置いてあったとか。

無駄に長い…!読んでくれた方お疲れ様です

遅いハロウィンフリー絵一枚追加


わーい!描けた描けたー!
今回ジェイルクはハロウィンっぽいかんじではなく、ハロウィンのワンシーンみたいなかんじにしてみました。

あ、どうでもいいですか。

私、ハロウィン絵を描くときはある程度小話程度にネタほってから書き始めます。

ちなみにエミマルは先輩からのリクエストだったので、エミルとラタトスクがいたらいいよなぁ。あ、じゃあエミル達は対のデザインにしてみよう。とか、黒猫飽きたしマルタは白猫っぽい気がする。とか。
まぁあんまりストーリー的な部分なかったりします^ω^実は未プレイですし。


ユリエスとジェイルクはですね、それはそれはイメージがポンポンでてきてうっはうは描いてましたよ^▽^

そんなちょっとした小話が気になる方は続きをどうぞ
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