『脳死』について考えてみたいと思います。
脳死とは、
生命維持装置により心臓の動きや呼吸などはある程度維持してはいるが、
脳の機能が停止して再起しない状態にあることを言います。
最近このことが注目を浴びるようになった1つの理由として、
医学の進歩や生命維持装置の発達が挙げられます。
脳死状態になると心臓の拍動が再び起こることはないと言われて、
脳死を死とする考えは理にかなっています。
しかし、
家族にとってみれば、
生命維持装置を助けにして心臓の拍動や呼吸が続いているのに、
それを死と認めるには抵抗が強いでしょう。
つまり問題となっているのは、
人は何をもって死を死と見なすのかと言うことです。
個人的な意見を言わせていただくなら、
私にとって生とは、喜びや悲しみ、怒りといった感情を感じれるときだと思っています。
生命維持装置で繋がれた命は私にとって生と呼べるには
少し難があります。
これはあくまでも個人的な意見ですのでご理解のほどをお願いします。
難しい問題です(^_^;)