こないだムーは暑い夏場を快適に乗り切る為にサマーカットに行きまして、
フサフサの毛皮を強制的に短毛にされた訳ですが
それに過剰に反応した父が 大笑いしまして、
「ムー、ムー、涼しくていいなあ〜(笑)(笑)(笑)」
「ムー、ムー、ずっとそのままにしてろ、(笑)(笑)(笑)」
「パパ(´`)ムーに嫌われるよ?」
「わかんねぇよ(笑)(笑)(笑)」
「わかるよ? だってムーって呼べば来るでしょ?解ってるから来るんでしょ?」
案の定、
ねこパーンチ!!
「☆⌒(>。≪)痛てぇ、イテテ、」
「(笑)(笑)(笑)ほおら(笑)」
この写メはムーに「ゴメン」してるとこ(笑)
「ムー、ゴメンな?」
「なあ、なんて書いたん?」
「ん〜、」
「なに書こかあ」
「そやな〜、売ってるんには風鈴とか書いてあるけど…」
「風鈴に、風鈴って、脳がないやろ(笑)」
「ほな、なんて書くん?」
「うーん、なんて書いたら涼しそうやろなあ」
「(笑)」
「打ち水してくるわ…まあ、ゆっくり書いてて」
「ん〜、」
日の長い夏には、窓辺によしずを吊るし
食卓のある部屋の窓辺には、風鈴を下げる。
夕暮れ時に窓を開けると風がそよいで
風鈴の音が「チリリ………」と響く。
しまう時に風鈴の下についてる短冊が雨で破れそうなことに気づいて
来年、吊るすときに書き直そうということになってたんやけど
短冊になんて書いたらより涼しそうかと悩んでるところですわ。
あっ、さっきツレがしに行った表の打ち水も、昔から家に伝わる夏の過ごし方で、窓の外に柄杓で水を撒くだけなんですけど不思議と涼しくなるもんです。
今は、エアコンがあって”暑さをしのぐ”なんて言葉じたいが、死語になりつつあって寂しいもんですが
たまには冷房のスイッチを切って、浴衣にうちわ、
うーん、そうだなあ〜
食卓に小さい木の桶を置きたいとこだけど
木の桶はないやろな…
なにか桶の代わりになるもんは無いかな?
これはどうやろ、
ガラスの器に水と氷でも入れてみましょか、
そして、ツレのスイカと、これこれ(笑)ビール、僕の大事なおビールちゃんを冷やして
(笑)
今夜の夕涼みの演出は満点!
「書けたぁ〜?」
「オー、」
「どれどれ〜?」
「ほれっ、いいだろ〜」
「七夕みたい〜」
「そっかぁ〜?」
..................
風鈴の下についている短冊は、「舌(ぜつ)」といいます。
鐘や風鈴などの中についているおもりのことです。
風鈴の「舌(ぜつ)」には糸を通して短冊などがつけられており、
風を受けると舌がお椀型をした外身に当たり涼しげな音が鳴ります。
材質によって音が変わり、金属製の南部風鈴や高岡風鈴はリーンと高く鳴り、
ガラス製の江戸風鈴はチリチリチリと鳴ります。
江戸風鈴には富士山や金魚など縁起のよい絵柄が描かれ
家の鬼門につりさげると厄払いができると言われています。
[この作品はフィクションです。]
こんなん作りましたあ(笑)