あれから10日。
あの日、家でゴロゴロしていたら、揺れた。長く揺れた。
家がきしんでる音がした。
テレビをつけて状況を把握した。
関東から東北地方すべてが地震に襲われた。
凄まじい状況に鳥肌がたった。
現実じゃないっておもった。
津波警報が太平洋側にズラーッと出ていた。
嘘のような映像だった。
津波が街を襲う映像、衝撃的だった。ショックだった。
こわかった。
本当こわかった。
私は報道番組を通してテレビの画面でしか見てないけれど、現地の人はもっともっと何百倍もこわかったんだろうと思う。
自分の街がなくなるってどれだけ悲しいことか…
帰る家も、思い出の品も、宝物も、みんなみんななくなるなんて想像つかない。
うちの方は揺れたけど被害は一切なく、12日の明け方震度5強だったけどみんな無事でした。
12日の夜は家族3人でリビングで寝ました。
荷物もまとめて、もしもまた大きな地震がきたとしたらすぐに逃げれるように備えておきました。
幸いにもそれは必要ではなくなりましたが、日に日にわかるひどい現状…
日本のことではないような気がした。
原発のことも「本当?!」って何度も思った。
報道番組を毎日見ていると、
こんなときにとても不謹慎だけれど、、私は幸せ者なんだなぁって感じた。
家族が元気に生きていて、大切な友人も生きていて、食べ物がある、温かいお風呂にも入れる、帰る家もある。
こんな当たり前のことが当たり前でいられる生活を送れることが幸せなんだって思った。
被災した関東東北地方の方々には一刻もはやく元の生活に戻れるように、なるべくはやく笑顔が溢れる生活に戻れるように、いま自分にできること。
小さなことからはじめよう。
日本は絶対に復興できる。
テレビ画面から伝えられるこの現状、胸が苦しくなるこの気持ち、忘れない。