話題:みんな気にしないで聞いてくれ
ただの独り言だと思って聞いてくださいな
もうすぐ私の母が亡くなって9年になります。私が中2年生の時でした。
すい臓癌を患って半年もたたないで死んでしまった母。厳密に言うと、病気が見つかって半年、もう末期の状態で手の施し用がないと医者に宣告されました。だけど母は最期まで諦めずに治療をしていました。
私に母がそう長くないと告げられたのが、亡くなる2ヶ月前。一番最後の会話は修学旅行も近かった事もあって、「準備は出来た?必要なものはお父さんとが嫌ならおばちゃん(母の妹さん)と行っておいで。」でした。これは今でもはっきり覚えてます。
で、父は母が余命半年と言う事を最後まで言うかどうか躊躇したみたいでした。と、最近父に聞いたんですがね。
うちの母は幼稚園の先生や保育士をしていました。だから結構勉強に関しては厳しい方だったし、学校なんて簡単に休ませてはくれるような人ではありませんでした。だけど、他の事については優しい、職業柄もあってか子供が大好きな人でした。
母との一番の思い出は小学校卒業してから行った沖縄旅行。初めて飛行機に乗ったのもその時だったし、今までで一番の遠出だったのです。
そういえば母が亡くなって当時私は一度も泣いてなかったなー。通夜も葬式も泣けなかった。学校生活だって、次の日から何ひとつ変わらず送ってました。でも、それは周りの友達や先生のおかげだったのかもしれません。皆普段通りに接してくれたし、なにより親友がいてくれたから。親友とは漫画の話をしたり、好きな男子の話をしたり、たわいもないことで笑いあえてた。多分これが一番救われたんだと思います。
ちなみに、私がNARUTOを好きになったのはこの辺りです。NARUTO読んでると元気になれたし、だから今でも大好きな作品です。
話は戻って逆に周りの大人の「お母さんが亡くなって辛かったね。可哀相だったね。」の言葉が逆に一番辛かった。笑
、「いえ、平気です」としか返せなかったけど。
まぁ、今でもたまぁに言われるんですがね?
物凄く長くなってしまったけど、母の命日も近いので吐かせてください。親孝行なにひとつ出来なかったのでせめてもの償いって事で。
ちなみにうちの両親は凄く仲がよかったです。私も結婚したら…いや出来たらこんな家庭を築きたいな。
こんな長文読んでいただきありがとうございました!