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愛だと思ったのは僕だけ

・月山国光中と戦う前に南沢先輩が裏切ったってわかってしまった倉間
・いろいろとねじまげすぎた






練習で汗でびちゃびちゃになったユニフォームを洗濯機に突っ込んで洗っている間に汗をシャワーで流した。
スッキリしたところでTシャツとハーフパンツにパーカーをはおり、スニーカーを履いた。
手には財布、ポケットには携帯をつっこんで家を出た。

ここまではいつものことだ。

けれど、今日は違う。
サッカー部を抜け、知らない間に転校してしまった先輩からメールが届いたから。

【お前に話がある
 7時に河川敷のグラウンドで待ってる
        南沢】



片手には缶ジュースを持ちながら自転車を漕ぐ。
先輩に会ったら何を話そうか、そう考えながら。

そうして、河川敷についた。
腕時計を見ると時間は7時ピッタリだった。
南沢さんはもう着いているようで、ひとつの影がぼんやりと浮かんでいた。


「南沢さん」
「久しぶりだな、倉間」

自転車のかごからもう一本、コーヒーを取り出して南沢さんに渡すといつものように、笑ってくれた。
ありがとう、って。

「どこに転校しちゃったんですか、急に」
「…ゅう」
「?」

「月山国光中でサッカーやってる
お前らを潰す、ために」


南沢さんの声が耳の中で反復する。

「…は、は 何いってんスか
嫌な冗談はやめてくださいよ」

「冗談なんかじゃない、お前らをつぶすために
サッカーやってるんだ」

風がひとつ吹いて、どこかで西部劇みたいだな、なんて思う自分が居て驚いた。

「雷門に戻ってくる気は?」

「全くない」
南沢先輩が辛そうに眉を潜めたように見えたのは俺が抱いた幻か。

「なら話ははやいッス

俺らが月山国光中をぶっ潰して
南沢さんを連れ戻すまでッス」

さっきよりも強い風が俺らの間に吹いて、
まるでその風が俺らを隔てているようにも感じた。

「じゃあな、倉間
次に会うときは敵どうしだ」

「楽しみにしてるッスよ、馬鹿み沢先輩」

俺が助けてあげますから、全力でこないとブチのめしますよ、先輩。


****


あるぇ?倉南?南倉?←
とりあえず月山国光のユニフォーム似合わないと思う、南沢先輩^P^
お粗末でした!

ぶつん、途切れた意識


*グラ円
*闇堕ちネタ
*描きたいところだけ書いたからグダグダ
*いろいろとすっとばして沖縄でデザーム様の代わりに戦ってる設定






前半が終わった。
今のスコアは0-0。

そして雷門イレブンは円堂君以外既に地に伏せている。
彼らの切り札、吹雪士朗も俺の流星ブレードの犠牲になり、散って行った。

唯一傷一つなくゴール前に立っている円堂君の
その瞳は絶望に染まりかけていた。


――あともう少し。


そんなことを自分に言い聞かせて、とことん雷門イレブンを潰し続ける。
そう、あともう少し。


「…!! もう、やめてくれっ!
 ヒロト!」


――やっと言った。


音もたてず、円堂君の後ろに回り込み腕を抑え、地面にそっと横たわらせた。


「円堂君が何でもするって言ってくれたら、この試合は終わらせてあげるよ」

耳元でそっと呟いて、にこりと笑いかけた。

「…!!本当に、止めてくれるんだな?」
「もちろんだよ
君がこっちに寝返ってくれるのならね」

「…!!」

「キャプテン!」
「円堂さん!」

「うるさい」

ウルビダがボールを雷門イレブンの顔面にぶつけて黙らせた。

「言い方を変えるね、
君がこちら側に来ないと、君の仲間
…潰すよ」

「…わかった、よ
だけど、約束しろ…
これ以上俺の仲間に手を…出すな…」

「それは君の態度しだいだよ、円堂君」

いい子いい子、と言わんばかりに頭をなでてあげて、
人差し指を彼の額に突きつけた。


「やめろおおおおおお!」
「じゃあね、雷門イレブンの皆
これから円堂君は生まれ変わるんだ」



ぶつん、途切れた意識
(おやすみなさい、円堂君
次に君がその瞼を開けた時、君はジェネシスのメンバーだ)


****


闇堕ちの描きたいところだけ書いてみた。
このお題がシリーズモノなので時間と気力とやる気があれば書きま…す(笑)

Crying Out/設定


この小説は円堂守闇堕ち小説です。
オリキャラが3人でるので注意してください。
円堂とオリキャラに特殊設定があります。

■キャラ設定

円堂守(14)
イナズマイレブン、イナズマジャパンのキャプテンでありGK。
雷門の守護神と呼ばれる。
チームを勝利に導く太陽のような存在。
※この小説では女体化しているので注意お願いします
女の子扱いされるのが何よりも嫌い。


■オリキャラ■

紫朋 東眞(シホウ アズマ)
25歳、男。
若くにして紫朋カンパニーを継ぎ、急激に業績を伸ばしている。
表では良い人だが、裏では何をしているかわからない、という噂もある。
幼いころに円堂に出会い、恋の感覚は無いが、もう一人の妹のように思っている。
妹が何よりも大切で妹の為になら何でもしようとする。

紫朋 艶歌(シホウ ツヤカ)
14歳、女
東眞の妹。交通事故に会ってから足が不自由になってしまい、
なかなか外に出られなくなった。
おとなしいように見えて結構気が強い。
一見、ただの少女に見えるが人の心の内を除いたり入り込むことができる。
その力を応用して洗脳したりすることも可能。
なぜか円堂に執着しており、円堂を傷つけるものは決して許さない。

星城 紬(セイジョウ ツムギ)
15歳の男。
東眞の腹心の部下、というのが表向きの設定だが、
本当は紫朋カンパニーの人体実験で偶然出来てしまったアンドロイド。
アンドロイドといっても身体能力や知能が高いだけで心も備わっている。
本来なら廃棄するべきだが、幼い東眞が偶然仲良くなり、廃棄を拒んだため現在も絶賛稼働中。
東眞の作ったサッカーチームのキャプテンも務めている。



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