久々にこんなに号泣したわ…77巻、完全にバイブル…。
タオル一枚使った(マジで)

いろいろ言いたいことあるけど、いやもうありすぎるほどあるけど、本誌組が既に言ってくれてるからだいたいは割愛します。みんなの感想を見てくれ、全てがわかる。
でもちょっとだけ自分の感想も書きます。

私、ずーっとワンピース読んできてて思ってたんだけど、ワンピースのキャラクターの行動って基本的に「信念」が基準じゃないですか。
海賊も海軍も、主人公達も敵達も。
海賊だから、海軍だから、仲間を傷付けられたから、世界を壊したいから、家族を守りたいから、強くなりたいから、守りたいから、負けたくないから。
そういった信念の中に、憎しみだったり愛だったり欲だったり向上心だったり、いろんな感情があるんだよね。
でも今回コラさんとローの話を読みながら思ってたのが、今回は凄く「信念」を主軸に置くワンピースっぽくない話だなってことでした。
作中での描写から読むと、コラさんが持ってる(ワンピース的)信念はドフラミンゴに対してですよね。弟としてドフラミンゴを止める、この信念に関してはずっと感じてた。
で、コラさんの心理描写は結構あるんだけど、ローに対しては最初らへん信念的なものを感じられなくて。本人も言ってたけど、同情から始まった曖昧な関係だったからなのかな。
多分私がこの過去話読んでてワンピースっぽくないと思ったのはそれが理由っぽい。人と人との間にも信念があるのが普通の漫画だから。

でも途中からはもう完全に「愛」が信念でしたね。もちろん恋愛的な意味ではなくw
私は本誌組の感想のおかげで知ってたんですが、コラさんのローへの触れ方がどんどん優しくなっていく過程に凄いぐっとくる。
コラさんがローを抱き上げる場面やばい…泣くわ…。実際この時点でほぼ半泣きでした。
元々尾田っちが家族愛好きな人なんだろうなってのはずっと思ってたことだけど(血の繋がった家族だけでなく、ASLや白ひげ、ドフィなど)、この二人は珍しく家族枠じゃないんだよなー。
一応ドフィの言う「家族」には属してたけど、属してただけだしなぁ。
お互い複雑すぎるほど複雑なせいで、最後の最後まで関係に名前をつけられなかったのかなと感じる。
だって天竜人とDってだけで複雑どころの話じゃないのに、片や破壊に狂う兄が執着する相手で片や自分の憎んでる政府側の相手とか……。
だめだ、語り始めたら止まらなくなってきたw
まだ頭の中パンクしそうなぐらいなのでまとまってなくてすいません。落ち着いたらまとめるかもしれないけど今日は終わっとこう。


以下は小ネタ感想メモです!

・Dはとことん人を惚れさせるなって感想をどっかで見かけたんだけど、それな(ゲンドウポーズ)
兄からは一緒に世界を壊そうってプロp……言われて13年も変わらず執着され続けて、弟には世界中を敵に回して一緒に逃げようってプロポー……もうどっちもプロポーズやろ!!
そうやって10歳そこそこの少年に兄弟揃ってプロポーズしてるとかマジトチ狂ってる!
もしかして、トラファルガー一族がDであることを隠してるのは特殊性があるからなわけ?天竜人の心に影響する的な、そういう意味で「神の天敵」な一族なの?
本気でそう考えるレベルで意味がわからん。

・ローの設定やたら盛り過ぎって意見は良い意味でも悪い意味でもよく聞くけど、それは確かにあたしも思うww
ワンピースに限らず、特殊な血筋とか特別な存在とか、そういう設定はよくあるよね。でもそれにしてもローは設定盛ってるよなぁ。
そういうの好きですけどね!!

・ルフィとローって、ローが女だったらヒロイン一直線だったのに!ってもどかしいです。
腐女子的にはそのままでもオッケーだけど尾田っちのノマカプ好きだから、絶対ハマったと思うんだよなー。
主人公と同じ一族だけどヒロイン(仮)の方は秘匿されてるとか、主人公の命の危機を救う(※医療的な意味で)とか、一時的に同盟を組むとか、ヒロイン(仮)の能力がチートとか、ヒロイン(仮)が天敵の一族に執着されてるとか、リアル半年ぐらいずっと主人公に運んでもらってたとか、主人公の仲間にも認められてるとか、もうヒロインでいいじゃない…同盟という名の結婚しようぜ…。

・今回はベビー5好きにはたまらない巻でもありましたね!
正直、サイとベビー5のカップリングにハマった人は多いと思うwあたしもですけどww
ベビー5も壊れてるけど、サイと一緒にいればいい方向に向かって行きそうで凄い応援したい!尾田っちちゃんとくっつけてくれるかな?めっちゃ期待してます!!