ゼーダ(以下略(ゼ)):「いよいよ新連載する小説が始動するらしいよ?ミヅミ姉様…」
ミヅミ(以下略(ミ)):「へーえ!それは、是非とも見てみたいですわね…」
ゼ:「なにせ、主人公は美しく、麗しの我らのお兄様…“セイテーラ”ですもの…」
ミ:「セイテーラ兄様は、祖母様の美しさと麗しさ…そして…次期冥王に劣らないぐらいの色気とエロ気が備わっている正に、“魔性”の持ち主!!!」
カ:「…だな。流石、ウリエルの血が行き渡っている証」
ミ:「あら、カギリ様。いらっしたのですか…」
カ:「…」
ゼ:「お母様が嘆いていましたよ。全ての元凶であるカギリ様に対して…」
カ:「ふんっ。逆に感謝するべきだと思うが?何時まで経っても曖昧にあしらってきたのは、ハヅキ自身なのに…その縁を結んでやったのは俺だ!」
ゼ:「――…確かに」
ア:「ハヅキがセリデュク様と結ばれたから、貴方達が生まれてきたのに…」
ミ:「仕方ありませんわ。相手は…お母様ですし…」