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Love




「なんだァ?珍しいじゃねェの?タママく〜ん」

「ひ、暇だったから来ただけですぅ」


…沈黙

タママは珍しく
クルルズ・ラボに来ていた。
ケロロ軍曹
ギロロ伍長
ドロロ兵長

みぃんな居ないのだ。
桃華ちゃんも居ないようだ。
大方冬樹の所だろう。



「ここも暇じゃねェの?ククッ」


「まぁそうですけど…」


「そこは否定しろよ。」

「え…」

「クークック」


ホント、見渡す限り機械だらけ
お菓子なんてものは見当たらない。

「……」

「……」


カタカタカタ

パソコンのキーボードを叩く音しか響かない。


「おい。」

「え!?な、なんですかぁ?」


「隊長、帰ってきたぜェ?」



と、クルルは大きいモニターを指差した。
そこにはタママの愛しき隊長、ケロロ軍曹が写っていた

あれ、なんだろう…このキモチ

「もう少しだけ…ここに居たいですぅ…。」


「…ふーん」


迷惑ですかねぇ?


クルルの側に居たいと言う気持ちが込み上げてきて
制御できない



スキナノカモ

夏だね




「あっちぃ〜」

日向家の庭にある窓で座りながらうちわを仰ぎ、服のエリをパタパタしているケロロ軍曹。


「ふん。戦場ならば当然の暑さ。貴様、それでも侵略者か!?」


「…はぁ。あのね、赤だるま。今は戦場じゃないのよね、侵略者だって暑いもんは暑いんであります!」


「…ふん」



――――
本当に暑いですね。
今日はボランティア活動で
26度の中働いてました。

早く秋にならないかな?

ようこそ



「ようこそ、ガルル小隊へ」

ガルルが握手しようと手を伸ばした。
その先は


「………ふん」


握手をせず
無関心のようにそっぽを向くゾルル兵長


「はは、困った方だな。」

「………」


「なにか気に食わない事でも?」

「すべ…て」


「嗚呼、そうか…。だが、我々は戦場を出る身だ。我儘は言ってられないと思うがね?」


ニコッと微笑むガルルだが、目は真剣であった

「…我儘…でわない。」


「君は暗殺兵。我々にとって必要だ。どうか、我々と来てはくれないかね?」

「……必…要…?」


「嗚呼。必要なのだよ」

「……わかっ…た」


「…ありがとう。よろしく」


改めて握手をするため手を出した

「…よろ…し…く」


ぎゅ


二人の手が重なり
これから共に戦う事を誓った



「…必要とされるの…は…じめ…て…だ。」

ボソッと呟き
心の隅で喜ぶゾルル兵長



――――――

最近ゾルル兵長に萌を感じている。

今回はガルル小隊へ入隊するときのゾルル兵長的な感じ?



でわでわ

何のため?



「なぁ、ギロロ伍長」

「あ?なんだ」

「我輩、最近おかしいんであります」

「ふん。元々だろう」



……―ふっ


「そうでありますな…」


「…。なんだ。」

「……何で生きてるんだっけ?」

「…馬鹿が。俺たちの場合は……」




―戦う為だ―




「…そうでありましたな。我々は戦う為に生きているんでありましたな」

「ああ」


「…大切な人を殺してでもありますか?」


「…っ…ああ…」


「…ゲロゲロ。我輩、誰かを守るために強く…なりたかったでありますな」

「…なにを言っている。お前らしくないぞ」


「そう…でありますな」



何がしたいのか―
わからないのであります―…



――――――
ここまで読んで下さりありがとうございます。
病み小説(とは言えない)でしたが…

これからも増やしていきたいです。

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