…はぁ、読破しましたよ…つらかった…
ねぇ、もう感想書かなくていくない?だって読み返したくないんだもの。





…はいはい、書きます。書きますよ。
今回ばかりは途中で匙を投げても文句言わないで下さいよ。




…どうなっても知りませんからね(僕が)









ネタバレちゅーいっ!







































第193夜
friend










ずっとそばに――――――――


そう思ってたよ……








…はい、一回雑誌閉じようか。

な、何なの?この破壊力。
たった一言のあおりで涙腺 大 崩 壊 www




アルマさんが隅っちょで両腕広げて笑っている以外何もない殺風景な扉絵……
最後の優しいアルマさんの姿を思わせてしまう構図ですね…これから先の話がいかに鬱か想像出来ます。やだー開きたくないぃい




「見たいなぁ」

「一面に咲きほこってるところ」

「いつかふたりで一緒に見ることができたら…」

「ホントに?おじいさんとおばあさんになっちゃってもよ?」

「…待ってるね」

「ずっと」



待ってる…






いつ果たせるか、無事に果たせるかどうかすら分からない約束をし、それでも、何時までも待ってると言ったあの人。
約束を死という最悪の結果で破ってしまった彼。
でも、名前も分からなくなっても、顔が朧気になっても、

会いたい、会わなければいけない事だけは忘れない、

それだけで彼の思いの強さが伝わってきます。


多分彼とあの人は恋人同士だったんでしょうね…
ユーくんが良く見る記憶は彼がエクソシストとなって、あの人の元を離れる時の記憶ではないかと…


そして、ここに来て初めてあの人の顔、表情が露わになりました。

口元だけでは何を考えているのか判断出来ず、謎めいた、神秘的なイメージがありましたが、眉をハの字にしてちょっと困ったように、でも頬を染めて微笑む彼女に親近感と言いますか…人間らしさを感じました。何だかちょっと安心。


んで、あの人に会いたい一心でユーくん 復 活☆

気持ちが高ぶる余りイノセンスまでちゃっかり取得しました。


助かって、あの人に会いたいという"彼"の気持ちと

イノセンスを拒絶し、もう眠っていたいという自分の気持ち

2つの気持ちに板挟みされるユーくん。
そして"彼"の気持ちが勝り、イノセンスを手に取り、結界を打ち破る姿がもう悲しいです。
…これは個人の感じ方の違いだと思うのですが、僕はあの人に会いたいというのはあくまで"彼"の気持ちであって、ユーくんの意志とは別だと思うんですよね。
ユーくんはもう眠っていたいのに結局"彼"の強い意志によって再び生かされ、悪夢に苛まれなくてはならない…とても可哀想に感じます。

…って思うのは僕だけ?(^p^)
ここは素直にユーくんの復活を喜ぶところかww



あ、ユーくんが舌打ちwww
てかエラく物騒な事考えてるぜコイツ。可愛い顔して危ないぜコイツ。
さながら血に飢えた猛獣のような(^p^)(←


そんな血走った眼のユーくんの前に(※血走ってない)

死にかけのマリが横たわっていた。


ギャーッ!マリが野生化したユーくんに喰われr(←黙っとけw




…る事はなく、

マリが第二使徒計画の実験体に使われそうなのを悟ったユーくん。…バ神田さんの幼少期にしてはエラく察しが良いな(´∀`)(←


そして、ここで奇跡が…!
マリの深く傷付いた額にユーくんが手を翳すと、ユーくんの血液がマリの傷に入り、

マリが生き返ったぁああっ\(´∀`)/バンザーイ(※死んではいない)



てか、セカンドの血は他の奴らの治癒も出来るのか。しかも凄い効き目(^O^)
…もう神田さんさ、エクソシスト辞めて救護班に就いたらどうでしょう(^p^)www



てか、マリの心臓がいきなり跳ね、手が動いた事にユーくん本人もかなり驚いてる様子。
驚き顔可愛いっ!(^p^)ゴチデシタ


てか、マリよ…初めユーくんの事坊やって呼んでたんかwww

うんうん、神田さんは色んな呼ばれ方があって面白いなぁ(笑)


顔を赤らめるマリが超絶可愛いんですけどどうしたら!(^p^)ハァハァ



そしてユーくんはマリ程の巨体も腹ばいで引きずれちゃう力持ち!(^O^)

いや、過去編で何度も人並み外れた戦闘力とパワーは見せ付けられましたけども!まさかここまでだとはwww


「ワケありの体でな」

って何か言い方オッサンクサいぞユーくんwww


てか、坊やって呼ぶなってどっかで聞いた台詞ですねwww(´∀`)カンダサーン


神田さんがユウと呼ばれるの嫌がるのはユウは彼にとって実験体の時の名前だからなんですねぇ。

なんだ、女の子みたいな名前だからじゃないんか(←何期待してたんだ

てか、結構彼の名前ネタはギャグとして扱われてたから呼ばれたくない理由も下らない事だろうと思ってましたが…

重いですね(^p^)結構冗談事じゃなかったww
そう考えると名前連呼するラビって神田さんにとって過去の傷を抉る嫌な奴ですね(笑)
多分ラビは名前呼ばれたくない理由を知らないんでしょうね。知ってたらラビの事だから多分遠慮しますよ。



怒りで気が変になりそうだと手足を震えさせるマリ。
でも、正気を保っていられるのはキミがそばにいてくれているからだと、独りだったらどうなってたかわからない、とユーくんに呟いた。
そこでユーくんはアルマさんの事を思い出し、アルマさんが自分の中でどれほど大切になっていたかを理解したんですね…(;_;)
マリがユーくんがいるから大丈夫でいられる様に、ユーくんがあんな酷い仕打ちをされても我慢が出来たのはアルマさんが側にいてくれ、痛みを分かち合ってくれていたから…

だから、ユーくんはアルマさんを連れて教団から逃げようと決意した。
アルマさんがいれば、自分は負の感情を抑えつけられる、と。

しかし、彼がアルマさんを目にした時、時は既に遅く、そこには惨劇の跡が広がっていた。

見渡す限りの血、死骸、血、死骸、血……


そして、一人佇むアルマさんの姿。その歪な武器の先には……もはや動かないエドガーさん。



ぐ、グロい…(^ω^;)



何時ものように頬を染め、ユーくんの無事を喜び、笑うアルマさん。でも、足元に転がるそれらが、彼が変わってしまった事を表しています。

…まさか本当にエドガーさんまで殺してしまうとは…
あんなに慕っていたのに…あんなに大好きだったのに…しかも最後に交わした言葉が「人でなし!」ですからね……あー…もうダメ。泣けてきた。




何が起きているのかわからないユーくんに追い討ちをかけるように衝撃の一言を吐く












「ユウ、会えて嬉しいんだけど

ぼく、キミを殺さなきゃ」












アルマさんの猛攻撃が始まる。
ユーくんの腕が落ち、胸が裂かれる。



アルマさんはひとりで仲間が目覚めるのを待ちながらずっと何故みな目覚めないのかって思っていたと無表情に言う。




「はっ…目覚めるわけないよね


目覚めたいわけないよね〜〜」


まるで、目覚めてしまった自分は不幸だったと言っているように自嘲気味に笑う。
何故目覚めてしまったのだろう。眠っていられたらどれだけ幸せだっただろう。

多分今の彼は全てが憎く、憎悪の感情が支配しているのでしょう。
研究員も鴉も眠っている仲間も…恐らくユーくんでさえ。

しかし、彼にもまだ理性が残っていたらしい。
何回も自分自身を刺し、殺すのを止めようとしても体が再生して、破壊を続ける。


「止められないよユウっ!!」


痛々しい。本当に。
悲痛なアルマさんの叫びが、音もない、紙面の上の事なのに、こんなにも胸に響いて、止まらない。涙が、嗚咽が。


叫び声と同時に繰り出される打撃をマリがまともに食らう。
ガッシャーンと音が鳴って、ガラスが割れ、血まみれで倒れているマリ。


ま、マリぃいいぃぃい(ノ_・。)





何故こうなった


みんな世界を守りたいんだろ


好きな奴を

守りたかっただけだろ






そして、自分と一緒にユーくんを串刺しにし、一緒に死のう、と笑うアルマさん。

諦めかけたユーくんの頭上に現れた蓮の花びら、

そして、脳裏に浮かぶ名前も知らないあの人のはにかんだ笑顔、

再び会いたいという気持ちが強まり、決死の覚悟で武器を手に取り、アルマさんに一太刀。胸部から横に刃を走らせる。



「ごめん…俺は生きたい


お前を破壊してでも…!」



ユウなら分かってくれる、どこまでも一緒にいてくれる、最後の望みが打ち砕かれたアルマさんの未だ信じられないという疑念と絶望とが入り混じった顔がもうっ…もうっ…!!



そして、そのまま儚く散るアルマさん。
…それともまだ再生するのかな…もうホントこの先は見たくないんだけど…でもバラバラになるまでって言ってたしな…



どうして、お互い掛け替えのない大切な存在なのにさ、殺しあわなきゃならないんだろうね…。アルマさんはユウくんの事ホントに大好きだったのに、何でこんな事になっちゃったんだろうね…。

本当に、とてつもなく痛々しくて、救いのない惨劇でした。☆野せんせの表現力、構想力にはホントに脱帽です。




そんな感じで今月は終了。そろそろ過去編も大詰めか…。長かった…。


途中で匙を投げかけましたが何とか最後までやりきる事が出来ました。

過去編ももう少しですし、これからも精神喰われながら頑張りたいと思います(^p^)





そんなこんなで言いそびれましたが明日は入学式です(´∀`)
…この涙で腫れ上がった酷い目で行かなきゃいけないのかと思うと憂鬱です。ものっそい。

とりあえず、さらば!楽しい楽しい春休み!明日から僕は大学生っ!!(´∀`)