話題:昨日のコト。

昨日、みやくんが会社の同僚を連れて帰ってきた。とても、珍しい。一緒に住むようになって、共通の友人以外は家に呼ばないようにしていた僕たちですが、今回ばかりはそうも行かなかったようで。

みやくんは家に来たがる同僚たちを静めるために、彼女と同棲してるからと言っているけれどもついに会わせろとせがまれ、断ったら断ったで怪しいと疑われ。ついに家まで押し切られたようでした。事前にメールを受け取っていた僕は来襲に備え、どう対応するか考えていた……晩ご飯がちょうど鍋だったから飯くらいは一緒に食える。ビールもあるし!!

僕は彼女じゃなく、まあ恋人ですけど男なんでね。どう説明したものかそれだけだ……。みやくんは結局何も言わずに家に連れてくるようだから散々迷った挙句、インターホンが鳴って、ドアを開けた瞬間にっこり笑って「彼女でーす」とのたまった。

「えっ、えっ??」
「いや、みやが嘘ついててすんません。シェアハウス的なことしてて、お互い友人は呼ばないようにしてたもんで」
「びっくりした!どう反応したらええんかなと思いました!」
同僚の後ろでみやくんが両手を合わせてる。よいよい。気にするな。菩薩のような笑みを浮かべてみせた。
「よかったら、飯食っていきます?鍋なんですよ」
「え、いいんすか?邪魔なんじゃ?」
「いや、たまには楽しいし」

結論。
みんな見事にべろべろに酔っ払った。
同僚ーー志野さんもへべれけで、家に泊まってもらいました。こたつで雑魚寝。

「ええなあ。シェアハウスってどう?」「お互い彼女できたらどうするん?」「飯は交代制?」「いやになったりせえへん?」とかやたら質問攻めされた(笑)全部適当に返したけども。

それで、朝ごはんまできっちり食べて、帰っていきました。いや、たまにはいいかもね。楽しかったし。志野くん悪いひとじゃなくてよかったよかった。みやくんは最後まで不服そうだったけど。

でも仕事場でのみやくんも聞けたし、女の子にモテているらしい!!さすが!!嫉妬はしないよ(笑)どうせするなら志野くんにしないと。しないけど!