東京都大田区内で今年4月以降、野良猫や飼い猫の不審死が25件相次いでいることが18日、同区への取材で分かった。公園や路上で口から泡を吹いたり、よだれを垂らしたりして死んでいたという。
警視庁大森署は、何者かが毒物を混ぜた餌を食べさせた可能性もあるとみて、動物愛護法違反容疑を視野に捜査している。

区によると、7月下旬に区民から「公園などで猫の不審な死が続いている」との通報があった。
調べたところ、4月に3匹▽6月に8匹▽7月に3匹▽8月15日までに11匹の不審死が確認された。
同区大森西6と蒲田2の二つの地区に集中しているという。区から情報提供を受けた大森署は猫の胃の内容物を鑑定するなどして、死因を調べている。
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