コロナワクチン接種業務で約6億円を不正請求 近畿日本ツーリスト支店長ら3人を逮捕

6/15(木) 12:00配信
読売テレビ

 大手旅行会社「近畿日本ツーリスト」が新型コロナウイルスのワクチン接種業務をめぐり、全国の自治体に人件費などを不正請求していた問題で、警察は支店長や営業課長など3人を逮捕しました。 

 詐欺の疑いで逮捕されたのは、「近畿日本ツーリスト関西法人МICE支店」の支店長・森口裕容疑者(54)、グループリーダー・臼杵賢一容疑者(58)、営業課長・太田幹雄容疑者(54)の3人です。 

 捜査関係者によりますと、3人は、一昨年3月から去年3月の間に東大阪市から請け負ったワクチン接種のコールセンター業務で、再委託先にはオペレーターの人数を少なく発注していたにもかかわらず、市には請け負った人数分の人件費を請求するなどして、業務委託費約5億8900万円をだまし取った疑いです。