星野リゾート、脱マスクでおもてなし 旅行客「コロナ前に戻った」

5/8(月) 14:00配信
朝日新聞デジタル

 新型コロナウイルスが感染症法の5類に引き下げられたことにともない、全国でホテルや旅館を展開する星野リゾートは8日から、調理担当などを除くすべての従業員がマスクの着用をやめた。

 同社のブランドの一つ、「OMO5東京大塚」(東京都豊島区)では、マスクを外したスタッフが接客にあたった。大竹陽奈子・総支配人は「笑顔で迎えられる接客の大切さを感じる。これを機会にコロナ禍で減らしていた旅行を楽しんで欲しい」と語る。

 同ホテルでは10日から近隣のはしご酒ツアーを再開させる。秋田県から家族で旅行に来ていた落合麻実さん(35)は「ホテルやお店の方々がマスクを外していると、自分も外しやすくなります」と語り、母親の池田田鶴子さん(64)は「4年ぶりの旅行です。マスクのない姿を見てコロナ前に戻ってきたと感じます」と話した。