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プロローグ

ナレーション
遥か昔、この世界は4つの国に分かれていた。
その中のカーフェ国にある深い森の奥深くに
1人の魔女がひっそりと暮らしていた。
ある年にカーフェ国は隣国である
ティー国に襲撃を受けた。
その時にカーフェ国の街人が森の中まで逃げてきたのだ。
魔女の結界が張ってあるこの森には
誰1人として敵国から攻めてくるものはいなかった。
そのため、街人はこの森は安全だと判断して逃げてきたのだ。
そして、魔女は街人たちに言う


魔女
ここにて暮らすのならば、毎年冬の始まりに娘を私に贄として差し出すのだ


ナレーション
と・・・
そして、時代は進み、今でもその風習は続いていた。
そして、今年の冬の始まり。
8歳となる娘であるモカが選ばれた。
この物語は、魔女の贄となった少女
モカの物語であるー・・・

原石

ささやかな風が窓を通って
落ち着く一息そっとついた
輝きの原石が語りかける
「側にいるからね」
見つけてほしいと願いをこめて

もがいてもがいてそれでももがいて
探しだすのさ自分の原石
ありかは誰もわからない
心の位置にはまり込んで
磨かれること望んでる


安らかなときが自分彩る
静かに一息そっとついた
待ってる原石が語りかける
「いつもいるからね」
求めてほしいと願いをこめて

あがいてあがいてそれでもあがいて
求め続けて自分の原石
明かりも何も灯らない
心の奥に潜んでいて
輝けること望んでる

もがいてもがいて
あがいてあがいて
探して求めて

もがいてあがいてそれでも続けて
探しだすのさ自分の原石
ありかは誰もわからない
明かりも何も灯らない
心の中に隠れていて
現れること望んでる

広い世界で


この空の下で僕たちは
笑い涙し励まし合い
生きることについて語り合う
例えば君が上を向けなくても
僕が心についているから

※1
あぁなんて素晴らしいのだろう
生きてる感情生きてる実感
広い世界巡っていく
たった一つの強い想い
広まれ広まれ
笑いも涙も君に伝われ

この海の向こう僕たちは
時に出会って理解し合い
生きる意味について探り合う
例えば君が下に手をついても
僕がその手を掴んで握る

あぁ、なんて素晴らしいのだろう
生きてる表情生きてる共感
広い世界進んでいく
たった一つの強い勇気
広まれ広まれ
果てても朽ちても君の元へと


喜べることは素晴らしい
悲しめることは素晴らしい
何より一番生まれたことが素晴らしい

※1サビ

存在意義

窓ガラスひび割れそうなくらい
悲鳴響いてる 一人のリビング
灰皿に残された 崩れた灰に
私の心 映し出される

着信履歴は正直で
彼の本当の心のありか
表示してしまうのよ

嘘で固めていた口癖
心地よかったはずの
「いつまでも愛してる」
狂いだす関係の合図だよね?あってる?
ここには戻らぬ人想う
存在意義が見えないよ


声枯らすはち切れそうなくらい
泣いて叫んでた 孤独なマインド
鏡台に映された 崩れる私
惨めな姿 映し出される

自業自得な結末で
彼の真実の気持ちのありか
理解してしまったのよ

秘密守っていた口癖
通じ合っていたはずの
「いつまでも一緒だよ」
別れないはずなのよ本音だよね?聞いたの!
確信晴れてく日を願う
存在意義よ戻ってよ

唯一だった私の存在は
彼の中では無二ではなかった
そんな事実受け止めきれなくて
Ah・・・


嘘で固めていた口癖
心地よかったはずの
「いつまでも愛してる」
狂いだす関係の合図だよね?絶対・・・
ここには戻らぬ人想う
存在意義が見えないよ

雪空に願いを

ひたむきに伸ばして
掴み握った君の手のひら
冷たい指先
僕の鼓動打ち鳴らす

粉雪ちらつく 藍色の夜空
淀みない瞳に 愛しさ見つけた

抱きしめてかみしめた
言葉よりも伝わる君の気持ちに
返事はとっくに返しているよ
2人無言 寒空で
互い笑い 惹かれゆく


気づいたら寄り添って
隣眠った君の体温
整う呼吸
僕の呼吸整わず

舞う雪遠目に 赤色のストーブ
燃えるよう静かに 流れる感情

撫でたくて髪撫でた
起きるようで起きない君の寝顔に
いつもの欲があふれてくるよ
2人過ごす 家の中
君の頬に キスしてる


もしもだけど 叶うのなら
側に永遠 留めたい
別れなど 遥か未来
まだおとずれないで
まだ一緒にいたいんだ


目が覚めてはにかんだ
話すよりもはにかむ君の姿に
僕もねフッとね笑み零れるよ
2人ずっと いつまでも
願い胸に 秘めたまま
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