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舞姫


作者:森鴎外
作品名:舞姫







満足度:★★★☆☆

感想:優れた人物であるにも関わらず、完璧ではない人間関係が面白かったです。
最後の一文が私は好きです。


マイ・ロスト・シティ



作者:フィツジェラルド
翻訳者:村上春樹
作品名:マイ・ロスト・シティ





満足度:★★★★☆

感想:短編集です。
どことなく退廃的で、読み終えた後に闇が残る作品です。
海外文学ですから、翻訳本は様々ありそうですが、この短編集は村上春樹氏の曰く翻訳されていなかった作品のようですね。
本当に良い作品ばかりです。


重力ピエロ



作者:伊坂幸太郎
作品名:重力ピエロ






満足度:★★★☆☆

感想:強姦されてできた弟と、病気の父を持つ、男の話。
個人的に嫌いではないのですが、周囲の評判が高かったため、過度な期待をしてしまい、がっかりしました。


ぶらんこ乗り



作者:いしいしんじ
作品名:ぶらんこ乗り






満足度:★★★★☆
感想:姉を通して見る、密かな孤独を持つ弟の物語。
完全ではない何かが余計に好ましいのだと思います。

余談ですが、ポルノグラフィティの晴一さんは、この作品に影響されて歌詞を書いたことがあるそうです。
お好きな方は、併せて読んでも面白いのではないでしょうか。


流刑地にて



作者:フランツ・カフカ
作品名:流刑地にて







満足度:★★★★☆
感想:旅人が、ある流刑地に訪れ、そこで特殊な死刑を目の当たりにする。
カフカらしい作風(語弊はありますが)で、私は好きです。


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