こんばんはー、周りが手作りというのにも関わらず板チョコ渡して来た霧咲です(・∀・)←あ
以前言ってたSSをマガより先行配信ということでこっちでUPしますが、ボンゴレのメンバーがホストやってる設定(ホントに設定だけですが←)で、多分ギャグになっています。そして何気に骸がキャラ崩壊気味に←
店の名前はVONGOLAだと被るのでASARIです←
そんな訳の解らない話は嫌だ、という方は華麗にスルーして読まずに削除してやって下さいorz
最後に言います
かなりの駄作です←
* * * * *
1週間後、来たる2月14日は僕が待ちに待ったバレンタイン。日本では女性から男性がチョコを戴ける日なので僕にとって至福の一日となります。昨年はチョコの精として仕事に出たところ、ASARIのメンバーからドン引きされてましたよ、はい(特に雲雀君から)。憐れむ様な視線が痛かったです、クフン。
そういう訳で今年は普通に仕事をして沢山チョコを貰おうと思っていたんですが、
「骸、今年のバレンタインは賭けをしない?」
「賭け、ですか?」
開店前に突如沢田綱吉から持ち掛けられた賭けの話。いきなりそんな話を始めるものだから僕が疑いの眼差しで(かなり顔に出ていたと思います)彼を見ていると
「いや、別に大した話じゃないんだけど、ASARIのメンバーの上位5人、骸とヒバリさん、其れに獄寺君と山本、オレのうちで誰が一番チョコを沢山貰えるか勝負しようと思って。1位になった人が何か好きなものを賞品としてもらえるって事でどう?
例えば、もし骸が勝ったらチョコ100年分とか。もうヒバリさん達は参加してくれることになってるんだ」
「クフフ、それは良い条件ですね……ですが100年分ではなく10輪廻分にして下さい」
「輪廻って何の単位だよ……!!大体それ遠まわしに1000年分って言ってるだろお前………取り敢えず参加してくれるんだな?
あと、お前の言う10輪廻分ってのは取り寄せても数が足りなくて無理そうだから、集まったチョコは全部骸のモノって事で良いか?」
「仕方無いですね、チョコの為なら僕は頑張りますよ!」
其れからバレンタイン迄の1週間、気合いの入った僕はいつも以上にサービスしましたよ!
メンバーの誰よりも早く店に来て、誰よりも遅く迄接客し、そしてアフターもきっちりこなしました。
たかがバレンタイン、しかしバレンタインの日ばかりは戴いたチョコの数が男のステータスとなるんですから気は抜けません。
さぁ、今日は最後の追い込みをしなければ!!
「クフフ、貴方の瞳に乾杯!!」
閉店間際になり、待ちに待った結果発表が行われます。
どうやら此処で働いている女性達が集計してくれたみたいですね………
土器がムネムネ、いや、胸がドキドキしてきました!!
「集計が終わりました!」
「ではでは、ハルが結果発表させてもらいますー!かなりデンジャラスな事になってますよー!!
第1位は、10,336個で雲雀恭弥さんです!第2位は8,034個でツナさん、第3位は7,849個で獄寺さん、第4位は7,820個で山本さん、そして第5位は6,495個で六道さんです!!」
「当然だね」
え、僕1位じゃないんですか?だってチョコ=僕、そうなれば僕に渡すしかないじゃないですか!!
僕はこの1週間というもの、ずっと誰よりも一生懸命働いてきたのに!!
というか………僕、ビリってどういう事ですか?ASARIの上位でもいつも必ず3位には入っている僕が5位って、何かの陰謀にしか思えません!!
いじけた僕は部屋の隅でのの字をひたすら書いていました。
「ではヒバリさん、何か欲しいモノないですか?」
雲雀君は顎に手を当てて少しだけ悩んだ素振りを見せましたが、すぐ思い付いたようにパッと顔を上げズビシッ!!と効果音が付きそうな位勢い良く僕の方を指差して、
「骸、君に決めた!」
「ああ、僕ですか………って、ええええええ!!!?」
ずい、と眼前に迫るのは勝ち誇った雲雀君の顔。
「さぁ骸、身体を明け渡してもらおうか」
「ちょっ雲雀君、それ僕の台詞………!!」
「関係無いよ」
さようなら純粋な僕。こんにちは新しい僕。
嗚呼、僕の人生は此処で終わるんですね。短い間でしたが今回は中々楽しめましたよ、次はどのような境遇に生まれるんでしょうk
「その勝負………待って……!」
「クローム、如何したの?ASARIで働いてる人からのは数に入れない事になってるんだけど……」
「違う、私からじゃない…骸様宛に大量のチョコが届いてたから、知らせに来たの」
「クローム、それは本当ですか!?」
クフフ、地獄に仏とはこのような事を言うんでしょうね!まぁ地獄で仏に会った事が無いので僕には解りませんが僕にはクロームが可愛い天使に見えてきました、いえ、クロームは元々天使でしたか。
「ねぇ君、一体どれ位届いているんだい?仮に1,000個以上あったとしても、もうこの結果は覆す事は無理だと思うけどね」
「それが………多過ぎて、さっき数え終わったんだけど………
間違えてなかったら10,069個届いてる」
「「「10,069個!?」」」
ASARIのメンバーは勿論、店の中に居た者全てが耳を疑いました。
勿論、僕と雲雀君の表情は反比例する様に変わっていきましたよ!
「で、で!それは誰からなんですか!?そんなに僕に愛を下さる女神は!!」
「『スナックアネモネの蘭子ちゃんからって言えば判るよ♪』って言ってました」
「……………」
それって、中身男じゃないですか。
《Giorno di San Valentino!》
次の日から、大量のチョコが部屋を占めているせいで部屋に入る事が出来なくなった僕は暫く雲雀君のアジトに泊まらせてもらう事になりました。
* * * * *
オチって何ですか?←
霧咲が詰めたい事を詰めたら訳の分からないものに出来上がってしまいましたorz
取り敢えず、骸を痛い子に仕上げたかった、そして雲骸と白骸要素を入れたかった、それだけです←
反省はしていますが後悔はしていませn(おい
むっく沢山チョコ貰えると良いね!!