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話題:BALLAD〜名もなき恋のうた〜




BALLADを見に行ってきました。


今月だけでも三回映画館に行きました(笑)。
おかげで「NO MORE 映画泥棒」にも慣れました(笑)。(緊迫感が出ていて最初あんまり得意じゃなかった)

前の二回は20世紀少年とキラー・ヴァージンロードを見たんですけどね。

20世紀少年は、最初から最後までぐいぐい引っ張ってくれる作品でした。
興行収入がいいと聞くのも納得です。一章と二章、原作を知らない人も楽しめると思う(私がそうだった。笑)。

キラー・ヴァージンロードはネタを楽しむ作品かな。
樹里ちゃんのぶっ飛びぶりより、木村さんのぶっ飛びぶりのほうがびっくりしたぐらいだよ(笑)。そして寺脇さん(笑)。
岸谷さんの世界観って面白いんだなあと感心してしまった。ドラマのイメージがあったので余計に思った。


さて本題。

私はクレヨンしんちゃんの原作はいまだに見てない。
弟が「絶対泣ける!」と言うのを聞いていたぐらいで。そこで又兵衛が亡くなることも聞かされていて(笑)。
前売り券告知がセブンイレブンで出てた時も「あぁやるんだ〜」と思うぐらいだったし、前の二つを見た時も全然チェックしてなかった(笑)。

そんな私が見たいと思ったのは、
臼井さんの訃報を聞いた時に改めてしんちゃんを検索し、そしたらこの映画サイトに辿り、キャストを見て「おぉお、面白そう!」と興味が出たのでした。
こんな理由で本当にごめんなさい(^_^;


見た感想は、
「又兵衛が亡くなる」こと以外全く知らなかった私はただ単に「面白かった」と、それだけでした。特に期待せずに行ったのもよかったのかも。

中学の時、「青の炎」が映画化された時、
元の小説を読んで意気込んで映画を見に行ったんですよ。
そしたら当たり前のごとくに世界観が全然違って(そこでそうならないのに!って何度も思った。笑)、それから「原作に思い入れが深い時は映画は見ないでおこう」と心に誓った私です(笑)。
なので、今回「原作のほうがよかった」とおっしゃる方は、たぶんこういう心理に近いんじゃないかと思うんだよね。


草なぎ君と新垣結衣ちゃんはイメージぴったりでしたね。
又兵衛は「普段の顔」と「戦に出る顔」の違いがよく出ていてよかった。女(とカメラ)に弱い設定もいいね(笑)。

新垣ちゃんは「凛とした強い姫君」がよく表現されていた。
彼女はなんとなく麻生久美子さんみたいな雰囲気を感じるんだよなあ。女優業一本のほうが絶対いいと思う。


主役が又兵衛と廉姫になったので、主役のポジションではない真一役の武井証君。大きくなったねえ〜〜!と言いたくなる年代ですね、武井君(笑)。いま、会いにゆきますもそんなに前じゃないと思うのに(笑)。
個人的には彼も主役にしてよかったんじゃないかなあ。視点が比較的真一目線だった気がするのですが。

真一はしんのすけとは全く違うので(真一のほうがお坊ちゃん。笑)、彼を「しんのすけ」として見ると失敗すると思う(笑)。


起承転結がはっきりしていて、面白いと素直に思いましたよ。
やっぱ起承転結がある話はいいなあ、と改めて思った次第。私も物書きのはしくれ(にもなってないけど。笑)として、そこは肝に銘じようと思う。


大沢さんの悪い役を見て、五年ぶりぐらいに「スカイ・ハイ」が見たくなり (これぐらい以来じゃないかなあ。違ったらすみません)、そのあと借りてきました。それなのにまだ見てない(笑)。これもまた日が昇ってから以降見てみよう。