英語受験対策、リスニング、ヒヤリングについて

「って、そんなこと言ってると登野城が怒るぜ？」
「な、な、な、なんでそこに優子が出てくんだよッ！　か、かかかか関係ねえだろッ！」
顔を真っ赤にして言う狼太郎。
「え？　そりゃ、彼女、嫉妬するだろそりゃ」
「ばっ！　べっ！　か、彼女なんかじゃねえよ」
「そう言う意味で言ったんじゃないよ？」
「あっ、ぅ……」
「え？　でも、狼太郎好きなんでしょ？」
「な、なななな何言ってやがるあほんだらっ！　誰が優子の事なんかっ！　あんな……なんだ、お、お節介女っ！　ぶ、ブス女ッ！」
いやあ、実にわかりやすい授業の英語のオンラインスクールですね。それに、はた目から見て登野城はブスなんかじゃない。無理して言ってるのが手に取るようにわかる。
「だーれーがーブス女ですって……？」
ふと、教室のドアの方から声がする。丁度今登校してきたところなのだろう。
「お、おはよう……優子」
そこには登野城が立っていた。っていうか、なんで聞えんだよ。俺の机は窓際最後尾で、クラスの前にあるドアからは対角線に、一番遠い位置にあるのに。
確かに狼太郎の声は大きかったかもしれないが、ちゃんと自分の話題であるということを聞きとれるほどの大きさではなかったと思う。

はじめまして。英語の受験対策やリスニングについて書いていこうと思います。記事はゆっくり更新しますのでどうぞよろしくお願いします。今月ピンチです。お金が欲しいですね。