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地震酔い

揺れているのは大地か 空か

否、わたしの鼓動が体を揺らしているのだ

生きていると実感することばかりだ

生きるとは愛することだと思う

愛が地球を救うなんて言えないけれど

何かを 誰かを救えればいい










地震の被災者の皆様、心よりお見舞い申し上げます。

私は東京在住ですが、幸い大した被害も無く生きています。
生きていることがどれだけ有り難いか。
家族の有り難みを日々確かめることが出来る。これがどれだけ有り難いことか。
仕事に行けることが、笑えることがどれだけ有り難いか。

実感させていただいております。

私に出来ることはなんでしょうか。
例えば煙草を一箱我慢して募金をするとか、電力を節約するとか、そんなほんの少しのことしかお役に立てません。


人は無力です。

小雨さえ傘が無ければ防げない。

けれど人は誰かを救えます。

それは例えば友達や家族や、見知らぬ方でも。

私は全ての人を救いたい、けれど力が無い。
身近な一人さえ救えない。



けれどせめてこの想いが、どうか届きますように。

マイバースデー

おめでとう!
わたし!

ついに成人です..ようやくです


若さのない二十歳だ…笑

今日の勇気は昨日流した涙

どうも白桜です。
今日はハリーポッター7見てきました。また見に行きますよ!ルシウスに一人ひゃーひゃー言ってましたよ、気持ち悪かったろう。

ハリーポッターで大泣きしたのは初めてでした。
原作読んで知ってはいたものの、やっぱり泣いた泣いた。
伊坂幸太郎の砂漠を今日2回目を読み終わったんだけど、2回目の方が泣けました。そういうもんなんですね。




以下ネタバレ
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ガラスの箱に触れたらきっと戻れない

the brilliant green
すたんどばいみーより

ああ…

物覚えが相変わらず悪いです

頭の弱い子のふりしてるつもりで、本当に頭が弱い
たちわるいなあ〜




仕事しかやることないなら、精一杯頑張ってみなよ。
それでも頑張らない自分。

頑張ってみなよ。

誰に言うんじゃない、自分に言う。

パソコンのネットが復活すれば夢書きます。

一番長い片思い(2)

「別に幸村くんのせいじゃないよ」

嘘をついた。
今までわたしは意味もなく学校に残ったりしなかったし、終礼が鳴れば即座に学校を後にしていた。

それがなんで

夏休み中の少ない登校日に、一人教室に残らなきゃならないのか。
まずはじめに担任に職員室へ来るよう言われた。
職員室なんて素行が悪い生徒か、学級委員が入る場所だと思ってたせいで入口を見るだけで気が重い。失礼します、と一応声をかけドアに手をかけた。もしかしたら語尾は伸びていたかもしれない。担任はちらりと目を向けると薄い冊子を差し出してきた。

「これは、何ですか」考えるよりも言葉がでてきた。冊子の表紙は何故かつやつやとしたラミネート加工できらびやかに飾られて、安いただの冊子ではないことを予想させた。

「お前に参加して欲しい」
「わたしが?どうしてですか」
「幸村が是非お前に、と推した」「え、幸村くん?」まさかそこで幸村くんの名前が出るとは思ってもみなかった。会話したことも、数えるくらいしかないのに。どうして

「詳細は当日、8月22日に会場で説明を受けろとのことだ。よろしくな」
なにがよろしく、なのか。担任もそのよろしくの意味を理解せずに口にしていた。






ピシャッとまた光る

職員室にいたころはまだ青空が広がっていた。
再び暗くなった廊下はまるで深い海の底のようだと思った。


「あのね、幸村くん。テニス部合同の学園祭運営委員なんて大役、わたしでいいのかな」

幸村くんがわたしを推薦したことを思いだし、問う。


「もちろんだよ」


そうですか。
なんだか訳が分からなくなる。そもそもテニス部合同とは、どこと合同なのか。我が立海附属のテニス部とどこかのテニス部が合同で…学園祭を?
主催理由が分からない。何故テニス部だけなのか分からない。


分からないことばかりだが、恐らくはわたしの持つ疑問の答えは全て幸村くんが知っているだろう

なら、今聞く必要もない。

「いま、一人で解決させたね」

「また聞けばいいかなって」



そういえば外が少し明るくなったかも、と思い窓から空を見上げれば黒い雲から光のカーテンが降り注いでいた

「じゃあ帰るね、またね幸村くん」

雨も止んだし。




「またね。気をつけて」

帰り際、幸村くんを見ればまた綺麗に笑っていた。


どこか、寂しいようなその儚い微笑みで笑っていた。




追記→あとがき
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