4月。4月は出会いの季節。卒業して悲しんでる人もいれば、入学式で友達が同じ学校にいて喜んでいる人もいる。僕はそんな仲のいい人もいないし、地元の高校に入学して普通の学校生活を送ろうと頭の中で考えていた。
入学して始業式が終わり1週間が過ぎた。みんな新しい友達ができて騒いでいるが僕は1人でぼーっとしていた。時計を見たら1時間目が始まろうとしてた。そしたら先生がガラガラとドアを開けた。「えぇ今日は転校生を紹介する。ほい、入ってこい。」
といって、背の高い男子生徒が入ってきた。女子は急に騒がしくなった。
「ねぇめちゃくちゃカッコよくない?あたし狙っちゃおうかなぁ。」
と、隣の女子が後ろの女子と話してた。
「えっと、倉田高校からきました、高越育斗です。よろしくお願いします。」
自己紹介でまたまた女子が騒いだ。声が低いからカッコいいらしい。
「じゃあ高越は園崎の後ろに座れ。おい園崎手挙げろ。」
僕は手を挙げて高越がくるのを待った。そしたら後ろから肩を叩かれた。
「よろしくな。」
一言言われただけなのに、別にさっきまで全然興味なかったのに。叩かれたというか触られた肩が熱い。
僕は授業中なかなか集中できなかった。
(僕、なんでドキドキしてるんだろ…。いいや、気にすることない!)
と自分に言い聞かせ、長く感じた数学の時間を乗り切った。次の授業の用意をしてるとき先生に呼び出された。「園崎、お前今日日直だったよな。この資料片付けておいてくれ。1人じゃあれだから…おい高越、お前も一緒に片付けておいてくれ。ついでに資料室の場所覚えておけ。じゃ頼んだぞ。」
先生はいいおいて急いで教室を飛び出していった。先生がいなくなってから溜め息をついて横を見たら高越がいない。黒板の方を見たらもう荷物を運んでいた。
「おい高越待てよ。」僕はさっさと行った高越を追いかけた。
「お前資料室の場所知らないだろ。勝手に行くなよな。」
僕の言った言葉に反応を示さない。そんな沈黙が資料室に着くまで続いた。
資料室に入って片付けていたら後ろから抱きつかれた。一瞬体がびくっとなってしまった。誰なのかも悟れない状況で後ろを見たら高越だった。
「なにするんだよ。男が男に抱きつくなよ。その前に離れろよ…あっ…んふ、ぁあ…」
僕の口の中にあったかいものが入ってきた。なんかあったかくて、気持ちよくてとろけちゃいそうな感覚におそわれた。息を吸いたいけど無理に吸うといやらしい声がでてしまう。
「あっ…ふっあ…。なっなにするんだよ!お前ここどこかわかってんのか?それに僕は男だよ?」
「うっ、ごめん。俺教室入ってすぐお前が目に入って、別に男に興味ないけど初めて見たとき…惚れちまったんだよ。恥ずかしいけど。男を好きになるなんて自分でも考えられなくて。園崎…だったよな?ホントごめん。嫌な思いさせて。」
そんなペコペコ謝ってくるとなにも言えなくなる。
「わかったよ。仕方ないよな。」
これしか言えなかった。高越は頬を紅く染めた。よっぽど恥ずかしかったんだろう。
「ほら、もう授業始まるよ。行こ。」
資料室から出ようとドアノブに手を掛けた瞬間左手の手首を掴まれた。
「えっ?なんだよ。行かなきゃ…んふ…あっふぁ…。」
またさっきの気持ちい感覚がきた。高越ってこんなにキス上手いんだな…。
「園崎…。俺もう我慢できな…い。」
口を離したら高越が僕のズボンのベルトを外した。
「えっなっなにするの?」
「ん?いいこと…。大丈夫、園崎はそのままでいいから。俺が気持ちよくさせてあげる。」
この高越の声が今は僕の身体を熱くさせる。恐怖と不安が頭を過る。でもこの資料室というのが僕と高越を興奮させる。いつ先生がくるかわからないというスリルが今堪らなくいい。いとも簡単にズボンを脱がされた。
「や…だ。恥ずかしい。」
もう顔を隠したいが、ネクタイで両腕を縛られてしまった。顔から火がでそうなくらい恥ずかしかった。
そしたら高越が僕のモノを口にくわえた。
一瞬体に電気が走ったように感じた。
「あぁっ、や…めて。あっ、あん…!ひっ!」
「そんな大きな声だすとバレるぜ…?」
「そんな…ぅ、こと言わないで…あん、はぁあっ…っ」
すごい腰が動いてしまう。なんとも言えない快感。喉が痛くなった。高越が僕のモノを舐めてるのを見て更に恥ずかしくなった。でも気持ちい。
「園崎…気持ちい?」「…ぅん。気持ちい。あっあん、なんか出そう!あっっあ…――!!」
初めてイった。高越の口で果ててしまった。身体が今もビクンビクンしている。
「園崎、可愛い。園崎って肌白いな。足も腕もスベスベ…。全部食べちゃいたい。」
といってふくらはぎを舐めた。今そんなことするとまたイってしまいそうだ。
「あっだ…め。もう…。」
「じゃあちょっとここに四つん這いになって。」
僕は言われるまま四つん這いになった。そしたら高越こ指が穴にするする入ってきた。
「えっどこにいれてんの?やめてよ、汚ないから……っあ、あん!あぁ、ひっ!なに…こっれ…」