話題:怖い話
あれはまだ再婚して間もない頃だったと思います。
その日は、100均で色々と物色していました。主人も勿論一緒に行きましたが、お互いに見たい物が違ったので、別々に行動していました。
そして事件は起こったのです。

確か私はヘアーアクセサリーを見ていました。近くにオジサンがいました。そのオジサンは何やらブツブツ呟いていたようですが、私は特に気にしてませんでした。
続けて熱心にヘアーアクセサリーを物色する私。その時です。急に右耳のすぐ傍で吐息と『君、いい匂いだね』と人の声が…
私は、ゾワッとしました。
その時に、私は気付きました。私の間近真後ろに人がいる!
私は軽くパニック。
背後の気配は、私にそれだけ告げると去って行きました。
ハッとして後ろを振り向くと、さっき近くにいたオジサンの姿が見えました。
特に何かを買った様子もありませんでした。
いったい、あのオジサンは100均で何をしていたのでしょうか?
私の真後ろに立った意味は?
私に声をかけた意味は?
しばらく買い物先で、主人と別行動をとることが出来なくなったのは言うまでもありません。